高市首相、ICC圧力のトランプ氏と会談 対中連携を優先
高市首相、ICC圧力のトランプ氏と会談 対中連携を優先

高市早苗首相は22日午後(日本時間23日未明)、米ニューヨークでトランプ大統領と向き合った。2日後にはトランプ氏と中国・習近平国家主席による首脳会談を控えており、その直前にトランプ氏と対中認識をすりあわせる狙いがあった。ただ、国際刑事裁判所(ICC)への圧力を強めるトランプ氏を前に、リスクもはらんだ会談になった。

「日米同盟の強さを示す」と強調

「非常に安全保障環境が厳しい中で、今日、私たちが首脳会談をするということは、世界に向けて日米同盟の強さを示すことになる」

高市氏は会談の冒頭、こう強調した。会談で両首脳は「経済安全保障を含む中国をめぐる諸課題」について意見交換した。

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米中接近への警戒と日本の狙い

国連総会の合間での会談は常に時間の制約があり、昨年、石破茂・前首相はトランプ氏との立ち話にとどまった。

米中は「戦略的な安定関係」に向けて接近する動きを見せている。日本としては11月の米中間選挙を控えたトランプ氏が、実利を優先し、台湾への武器売却の停止など、台湾問題で中国に譲歩してしまうことがないよう、意思疎通を図っておきたい考えだった。

米国の関与の低下が懸念されるインド太平洋地域での日米の連携を改めて確認することで、「日本を忘れずに、東アジアへの関与をよろしくと伝える」(官邸幹部)狙いもあった。

35分間の会談に臨む

一方、分刻みのスケジュールが続くトランプ氏も、35分間ながら高市氏との会談に充てた。

トランプ氏は外交・安保や関税政策をめぐり、高市氏と意見を交わしたとみられる。

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