アルゼンチン大統領、国連を「無用な組織」と痛烈批判 寄生虫階級と非難
アルゼンチン大統領、国連を「無用な組織」と痛烈批判

アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は23日、国連総会の一般討論演説で国連を「善意の官僚を装った傲岸不遜な寄生虫階級(特権階級)を肥やすだけの無用な組織」と呼び、痛烈に批判した。

国連の本来の義務を果たせていないと糾弾

ドナルド・トランプ米大統領の盟友でリバタリアン(自由至上主義者)のミレイ氏はこれまでも国連で、グローバルガバナンスや国連の「ウォーク」なアジェンダを批判してきた。

ミレイ氏は演説で、国連が集団安全保障と人権を保障するという本来の義務を果たさず、「混沌(カオス)、暴力、国際テロリズム」のまん延を許したと糾弾。「国連は善意の官僚を装った傲岸不遜な寄生虫階級を肥やすだけの無用な組織に成り下がった」と批判した。

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フォークランド諸島問題にも言及

さらに、アルゼンチンが領有権を主張する英領フォークランド(スペイン語名マルビナス)諸島問題にも言及し、国連が「見て見ぬふり」をしていると非難した。

フォークランド諸島は、1833年以来、英国が実効支配。スペインからの独立時に領有権継承を主張するアルゼンチンが1982年4月2日に占領したため、英国が海軍機動部隊を派遣。戦闘の末、6月14日にアルゼンチン軍が降伏した(フォークランド紛争)。アルゼンチン側は、両国に対し同諸島での一方的措置を控えるよう命じた国連決議を英国が無視していると批判している。

ミレイ氏は、「ルールに従う者が報われない一方で、ルールを破る者が何のお咎めも受けないのが現状だ」と述べ、国際秩序の形骸化を痛烈に批判した。

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