大東建託がUターン希望率ランキングを発表、福島県玉川村が東北地域で首位に輝く
大東建託(本社:東京都)は11日、出身地を離れて生活している人々を対象に、地元に戻りたい意向を調査した「Uターンしたい街ランキング2025全国版」を公表しました。この調査結果によると、福島県玉川村が13位に入り、東北6県のすべての市町村の中でトップの評価を得ました。
調査方法と対象者について
この調査は、出身地を離れて暮らす20代から70代の男女を対象に初めて実施されました。2021年から2025年までの5年間にわたり、合計47万408人から回答を収集しました。参加者には「出身地に戻りたいか」という質問に対し、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」など5段階評価で回答を求めました。
回答者が20人以上いた自治体に限定して、「Uターンしたい率」を算出し、ランキング化しました。玉川村では21人から回答があり、Uターン希望率は57.1%という高い数値を記録しました。
玉川村の評価ポイント
玉川村は福島県の中通り地域に位置し、福島空港が立地するなど交通の利便性が高い点が評価されました。また、自然に囲まれた周辺環境が暮らしやすさを高めているとみられます。調査分析を担当した大東建託賃貸未来研究所フェローの宗健・麗沢大学工学部教授(都市計画)は、次のように考察しています。
「支え合いの地域コミュニティーが健在で、利便性や暮らしやすさが組み合ったバランス型の地域として評価された」と指摘し、玉川村の魅力を強調しました。
全国ランキングの概要
全国版のランキングでは、長野県阿智村が66.7%でトップとなりました。福島県からは、玉川村のほか、大熊町が34位(52.8%)にランクインしています。この調査結果は、地域回帰の動向を分析する上で貴重なデータを提供しており、今後の地方創生政策にも影響を与える可能性があります。



