旧黒河内胃腸病医院が体験型宿泊施設に パンツェッタ・ジローラモ氏が地方創生プロジェクトを推進
旧黒河内胃腸病医院が体験型宿泊施設に ジローラモ氏が地方創生

旧黒河内胃腸病医院が体験型宿泊施設に生まれ変わる ジローラモ氏が地方創生に挑戦

福島県会津若松市の中町に位置する旧黒河内胃腸病医院が、農業や地域文化に触れる体験型宿泊施設として新たな命を吹き込まれます。このプロジェクトを牽引するのは、タレントのパンツェッタ・ジローラモさん(63歳)です。築90年を超える歴史的建造物を活用し、宿泊や農業体験、文化プログラムを提供することで、人口減少や空き家の増加に直面する地域の活性化を図り、関係人口の創出を目指しています。施設は5月下旬にオープンする予定です。

ジローラモ氏の地域への思いとプロジェクトの発端

ジローラモさんは、妻の貴久子さんの父が会津美里町出身という縁から、2023年より同町で無農薬無化学肥料米「GIRO米」の生産に取り組み、農業再生と地方創生に貢献してきました。約40年前に初めて会津を訪れた際と比べ、人口が減少し、空き家問題が深刻化している現状を目の当たりにし、「地域の伝統的な風景や文化を後世に残したい」という強い思いから、このプロジェクトを発案しました。彼は「会津には大切にしたいすてきな風景や歴史的建造物が多く残る。泊まることで地域と未来をつなぐ新しい地方創生に挑戦したい」と熱く語っています。

歴史的建造物の詳細と運営体制

旧黒河内胃腸病医院は1936年に建築された木造2階建ての建物で、延べ床面積は約250平方メートルに及びます。市の歴史的景観指定建造物としても認められており、これまでオフィスやコワーキングスペースとして利用されたこともありましたが、近年は活用されていない状態が続いていました。ジローラモさんが共同代表・会長を務める農業再生と地域創生に取り組む会社「SORRISO(ソリーソ、東京都)」が、施設運営のために設立した会社「Novaterra(ノバテッラ、会津若松市)」が建物を長期賃貸し、運営を担います。

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施設の特徴と提供される体験プログラム

施設は全8室で構成され、最大収容人数は約15人を想定しています。客室には会津木綿など会津の伝統工芸品をインテリアとして取り入れ、宿泊者同士が交流できる多目的なリビングスペースも備えています。宿泊に加えて、田植えや稲刈り、野菜の収穫、みそ造りといった農業体験や、鶴ケ城や商店街を巡るガイドツアーを用意。地元の農家や職人が講師となり、本格的な地域文化に触れる機会を提供します。

地域活性化への多角的なアプローチ

この施設は、インバウンド(訪日客)向けだけでなく、移住や二拠点生活、農業に関心を持つ人々を惹きつける役割も担います。ジローラモ氏は、単なる宿泊施設ではなく、地域と未来をつなぐハブとして機能させ、持続可能な地方創生モデルを構築したいと強調しています。人口減少が進む中、空き家を有効活用し、地域資源を活かした新たな価値を生み出す試みとして、注目を集めています。

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