荒川・多摩川水系で貯水量が平均を下回る
東京都は22日、都内の水源状況と今後の給水見通しを公表した。それによると、荒川水系と多摩川水系では、21日時点で例年の同時期における平均貯水量を下回っていることが明らかになった。都は引き続き水源や降雨の状況を注視しながら、安定的な給水確保に努める方針を示している。
ダム貯水率の詳細
水道局の発表によれば、利根川上流に位置する9つのダムの貯水率は73%で、これは同時期の平均貯水量を上回る水準だ。一方、荒川水系の4つのダムでは貯水率が43%にとどまり、平均値の約6割となっている。また、多摩川水系では貯水率が36%で、平均値の5割弱と大きく下回っている。
都の対応と見通し
都は毎年春に開催される渇水対策の協議会に合わせ、水源の現状や対応策を公表している。昨年からの少雨の影響で、神奈川県が3月から都への分水量を半減させたが、都水道局の水源の約8割は利根川水系と荒川水系に依存しているため、担当者は「安定給水の確保にただちに影響はない」と説明している。
水道局はホームページで水源や貯水量の情報を公開し、家庭でできる節水を呼びかけている。



