別府市、2026年度予算案644億円を発表 新湯治・ウェルネス推進で観光活性化に注力
別府市、新年度予算案644億円 新湯治・ウェルネス推進で観光活性化

別府市、2026年度予算案を発表 新湯治・ウェルネス推進で観光活性化を図る

大分県別府市は、2026年度の一般会計当初予算案を発表しました。総額は644億3000万円で、前年度当初比で2.1%の減少となりましたが、温泉の効能を科学的に示して観光客誘致につなげる「新湯治・ウェルネス」の推進や、子育て環境の整備などに力を入れています。この予算案は、過去最大規模だった前年度当初に次ぐ規模となっており、市議会定例会で提案される予定です。

新規事業に重点投資 拠点施設整備や観光連携を強化

新規事業として、大平山(通称・扇山)麓に建設する新湯治・ウェルネスの拠点施設の整備・運営を行う事業者の選定に、5000万円が計上されました。また、昨年12月に由布市と結んだ観光連携協定に基づき、別府市の姉妹都市である静岡県熱海市での観光誘致事業に1300万円、5歳児健診の導入事業に1000万円が盛り込まれています。これらの取り組みにより、地域経済の活性化と住民サービスの向上が期待されています。

歳入・歳出の内訳 市税増加で安定した財源確保

歳入面では、給与所得や市内法人数の増加などから、市税が3.2%増の163億3700万円を見込んでいます。一方、歳出では、今春開館予定の新図書館関連の整備事業が終了したことで、普通建設事業費が30.2%減の69億8800万円となりました。これにより、予算全体のバランスが取られた形となっています。

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市長のコメント きめ細かな予算編成で誰も取り残さない社会を目指す

長野恭紘市長は定例記者会見で、「誰一人取り残さず、みんなに光があたるきめ細かな予算を編成した」と語りました。この発言は、市民全員が恩恵を受けられるような包括的な政策を重視する姿勢を示しており、地域社会の一体感を高める意図が込められています。

別府市は、温泉資源を活用した新たな観光戦略を通じて、持続可能な成長を目指しています。今回の予算案は、その一環として、科学的アプローチと地域連携を強化し、国内外からの観光客誘致を促進することを目的としています。今後の議会審議を通じて、詳細な実施計画が固められる見込みです。

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