栃木県上三川町で発生した強盗殺人事件において、逮捕された少年4人のうち一部が、指示役とされる夫婦から事件前に「やらなければ家族や友人を殺す」などと脅されていたと供述していることが、20日までの捜査関係者への取材で明らかになった。
事件の概要と少年側の供述
下野署捜査本部は、匿名・流動型犯罪グループ(匿流)が関与しているとみて、夫婦のさらに上位の指示役を視野に実態解明を進めている。捜査関係者によると、指示役とみられる横浜市の竹前海斗容疑者(28)と妻美結容疑者(25)は否認している。15日に逮捕された相模原市の少年(16)は事件前から夫婦と面識があったとみられ、この少年が他の3人を勧誘した可能性がある。
少年側からは「夫婦に頼まれた」との供述の他、事件に関わったことを後悔する内容の発言もあったという。事件は14日午前に発生し、女性(69)が自宅で殺害され、女性の長男と次男が負傷した。
捜査の進展と今後の見通し
警察は、夫婦が少年らを脅迫して事件に関与させた可能性が高いとみて、詳細な経緯を調べている。また、匿流の組織的な犯行である可能性も視野に入れ、上位の指示役の特定を急いでいる。少年らは全員逮捕されており、今後の取り調べでさらなる事実が明らかになる見通しだ。



