中部電力は18日、静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所の敷地内で、核物質防護設備の一部が停電時に作動する非常用電源に接続されていなかったと明らかにした。現在は改善が完了しているという。原子力規制委員会は同日、安全上の重要度と違反の深刻度は4段階で最も低く、影響は限定的であるとの評価を中部電力に伝えた。
未接続の発覚経緯
中部電力によると、1月23日に作業の一環として非常用電源に切り替えた際、監視カメラや侵入検知センサーなどからなる核物質防護設備の一部が停電によって警報を発したことで、未接続が判明した。
法令改正と接続工事
これらの防護設備と非常用電源の接続は、2013年の原発の設置や運用に関する法令改正で義務付けられ、浜岡原発でも翌2014年に接続工事が完了していた。今回の不備は、接続時の当初のミスが原因である可能性があるという。同年から発覚時まで、防護設備の停電は発生していなかった。
別の火災も報告
また、中部電力は18日、原発事務所で15日にスマートフォンの充電スタンドが溶ける火災があったと発表した。発火や発煙はなく、けが人もいなかった。



