広島県の仏像模型500万円で製作も行方不明、知事「確認中」と謎深まる
仏像模型500万円で製作も行方不明、知事「確認中」

仏像模型の謎が深まる広島県、500万円製作費も所在不明に

広島県が約2年前に製作した仏像模型2体が、現在行方不明となっている問題が明らかになりました。製作費は約500万円に上りますが、その所在が確認できない状態が続いています。

知事も「詳細確認中」、担当者は保管場所を明かさず

横田美香知事は21日の定例会見で、この問題について質問を受け、「実物の6分の1程度の大きさの2体の仏像模型を製造したのは事実、との報告を受けております。詳細については土木建築局で確認しているところです」と回答しました。知事は具体的な所在については言及せず、調査中であることを強調しました。

県の担当者も「保管場所についてはお答えを差し控えます」と述べており、模型の現在地に関する情報を一切開示していません。この対応が、仏像模型をめぐる謎をさらに深める結果となっています。

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砂防ダム整備計画が発端、仏像の3Dデータ取得も

問題の発端は、約5年前にさかのぼります。広島県呉市の山中を流れる川に砂防ダムを整備する計画が持ち上がり、県は2021年から24年度にかけてコンサルタント業者に測量や地質調査、設計を委託しました。

現場近くの寺の住職によると、県の職員と業者が2021年10月に寺を訪問し、計画について説明を行いました。その後、県側からは周辺にある仏像を移転させる必要があること、そして仏像が破損した場合に備えて3次元(3D)データを取得させてほしいとの要請があり、住職はこれを了承しました。

住職は当時の資料を現在も保管しており、「必要なら差し上げますと言われた」と証言しています。計画変更に関する説明は2023年後半ごろに受けたとのことです。

高額な製作費と所在不明の経緯に疑問の声

仏像模型の製作には2体で約500万円という高額な費用が投じられましたが、その模型が現在どこにあるのか、県当局も明確に説明できない状況が続いています。この問題について、以下の点が注目されています:

  • 約500万円という公金を使用した製作の経緯と必要性
  • 模型が完成した後の適切な管理手続き
  • 所在が不明となった具体的な時期と経緯
  • 県が情報を開示しない理由と背景

県の対応について、透明性の欠如を指摘する声も上がっています。公金を使用した事業でありながら、その成果物の所在が不明であることは、説明責任の観点から問題視される可能性があります。

横田知事は「土木建築局で確認中」と繰り返し述べていますが、具体的な調査内容や完了時期については明らかにしていません。今後の県の対応と、仏像模型の所在解明が注目されます。

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