八代市長が高速道路152キロ超過で給料50%減額処分、市議会が可決
熊本県八代市の小野泰輔市長が高速道路で法定速度を大幅に超過した問題で、同市議会は3月23日、市長給料を50%減額する条例案を賛成多数で可決しました。減額期間は4か月間で、4月から7月分の給与に適用されます。
自ら減給処分を提案した小野市長
小野市長は昨年12月18日、自家用車で九州自動車道を運転中、法定速度(時速100キロ)を52キロ超過する時速152キロで走行し、道路交通法違反(速度超過)の疑いで摘発されました。この結果、罰金8万円の略式命令と90日の運転免許停止処分を受けています。
問題発覚後、小野市長は当初、減給期間を2か月とする意向を示していましたが、市民や議会からの厳しい批判を考慮し、4か月とする条例案を自ら提案しました。市長の月額給料は92万5000円で、減額期間中は月46万2500円となります。
市議会では厳しい意見も
23日の市議会では、議員からさまざまな意見が出されました。
- 「一歩間違えれば他者の命を奪いかねない暴走行為」と安全性を懸念する声
- 「3か月も事実を伏せ続けたのは隠蔽とも受け取れ、リーダーの覚悟が欠如している」と情報開示の遅れを批判する意見
- 「過ちを犯した時の説明の仕方や責任の取り方はしっかりしている」と対応を評価する見方
これらの議論を経て、条例案は賛成多数で可決されました。
市民からの反応と今後の対応
問題が発覚した後、市役所には23日午後5時までに計105件の電話やメールが寄せられました。内訳は「辞職するべきだ」が最多の31件で、激励が16件などとなっています。
小野市長は既に罰金を納付済みで、運転免許の講習は2回のうち1回が終了。4月中旬頃にもう1回の講習を受ける予定です。市長は「市民の信頼回復に努める」と述べており、今後の市政運営が注目されます。



