香川県知事選(30日投開票)は15日、告示後初の週末を迎えた。厳しい暑さの中、候補者はお盆の帰省客や観光客も入り交じる商業施設や駅前で街頭演説をするなどし、主張の浸透を図った。
各候補の訴え
新人の姓納文彦氏(63)(無所属)は、JR高松駅前でマイクを握り、今の生活文化を維持するには外国人の受け入れ数を制限すべきと主張した。空き家活用によるU、Iターン促進や子育て支援策の充実も併せて推し進めるとした。今後は個人演説会も開く予定で、取材には「外国人の育成就労制度の弊害をしっかり伝えていきたい」と述べた。
再選を目指す現職の池田豊人氏(65)(無所属=自民・中道・国民・立民・公明推薦)も同駅前で街頭演説。安心して暮らせる社会の堅持や中小企業の振興に取り組むとした上で、県立アリーナを指さし、駅からすぐの利便性やデザイン性をアピールし、「しっかり観光客を呼び込みたい」。選挙カーでは高松、さぬき両市の沿岸部などを巡り、支持拡大を図った。
新人候補の活動
新人の田辺健一氏(45)(無所属=共産推薦)は、高松市のスーパー近くを選挙カーで回ったり、街頭に立ったりして支持を訴えた。「県民の安心、安全のために税金を使うよう改める」とし、時給1500円以上を実現することなど、県民の暮らしについて言及。81回目の終戦の日にも触れ、「今を新たな戦前にしない。平和の取り組みを進める」と力を込めた。
新人の曽根克典氏(64)(無所属)は休日で買い物客らが活発に行き交う高松市の商店街で活動をスタート。経済政策や観光振興など13の公約が書かれたビラを示しながら、取材に対して「(自身)初の選挙戦、自分のことを知ってもらいたい」と語った。夕方は地元・三豊市に戻り選挙掲示板にポスターを貼り、16日以降、エリアを広げて支持拡大を狙う。



