北朝鮮の国営メディアは、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が新型潜水艦の建造現場を視察したと報じた。この潜水艦は、核ミサイルを搭載可能な能力を持つとみられ、韓国や米国など周辺国は警戒を強めている。
視察の詳細
朝鮮中央通信(KCNA)によれば、金正恩氏は東海岸の造船所を訪れ、新型潜水艦の建造状況を確認した。同潜水艦は、戦略的任務を遂行するための重要な兵器と位置づけられており、金正恩氏はその性能に満足の意を示したという。
新型潜水艦の能力
専門家は、この新型潜水艦が弾道ミサイル潜水艦(SSB)または巡航ミサイル潜水艦(SSG)である可能性が高いと指摘する。北朝鮮はこれまでに潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発を進めており、今回の潜水艦はそのプラットフォームとして使用される見通しだ。
- 潜水艦の排水量は3000トン級と推定される
- 最大で3発以上のミサイルを搭載可能か
- 静粛性の向上が図られている
国際社会の反応
韓国統一部は、北朝鮮の潜水艦建造は南北軍事合意に違反する可能性があるとして懸念を表明した。米国国務省も、北朝鮮の核・ミサイル開発の継続を非難し、完全な非核化を求める立場を改めて強調した。
一方、中国とロシアは、朝鮮半島の平和と安定を維持するために自制を呼びかけている。
今後の展望
北朝鮮は、潜水艦戦力を強化することで、米韓のミサイル防衛網を突破する能力を獲得しようとしている。しかし、建造には多大なコストと時間がかかるため、実戦配備には数年かかるとみられる。
- 金正恩氏はさらなる潜水艦建造を指示
- 核弾頭搭載の可能性も排除できず
- 米韓は監視体制を強化
北朝鮮の潜水艦建造は、地域の安全保障に新たな脅威をもたらすものであり、国際社会の注目が集まっている。



