PayPayが米ナスダックに上場、初値19ドルで時価総額1.7兆円に
PayPayナスダック上場、初値19ドルで時価1.7兆円

PayPayが米ナスダック市場に上場、初値は公開価格を19%上回る

【ニューヨーク=木瀬武】スマートフォン決済サービスの国内最大手であるPayPayは、3月12日に米国のナスダック市場で株式を上場しました。初値は19ドルを記録し、公開価格の16ドルから19%上昇する好スタートを切りました。この公開価格に基づく時価総額は、約106億ドル(約1.7兆円)に達しています。

上場の詳細と親会社の影響力

PayPayは、約6億7000万株の発行済み株式数のうち、約5500万株(1割弱)を売り出しました。米証券取引委員会(SEC)に提出された資料によると、上場後も親会社のソフトバンクグループ(SBC)が実質的に議決権の9割を維持する見込みです。これにより、同社の経営方針には引き続きソフトバンクの強い影響力が及ぶことになります。

海外展開への本格的な取り組み

PayPayはこれまで、主に国内市場向けのサービスを展開してきましたが、今回の上場で得た資金を活用し、海外への事業拡大を加速させる計画です。特に、米国市場では、クレジットカード大手のビザと連携して、QRコード決済などの事業を推進する新会社の設立を検討しています。

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中山一郎社長は報道陣に対し、「フィンテック企業として世界に打って出ていく。市場が大きい米国でも進出を狙っていく」と述べ、積極的な成長戦略を明らかにしました。この動きは、日本のフィンテック産業が国際舞台で存在感を高める一歩として注目されています。

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