あいちFGと三十三FG、26年5月に経営統合へ 総資産11兆円超の地銀グループ誕生
あいちFGと三十三FG、経営統合へ 総資産11兆円超

あいち銀行を傘下に持つあいちフィナンシャルグループ(FG、名古屋市)と、三十三銀行を傘下に持つ三十三FG(三重県四日市市)が、2026年5月13日付で経営統合することが13日、関係者への取材で明らかになった。同日午後にも正式に発表する見通しだ。統合後も両銀行の名称はそのまま残す方向で調整を進めている。総資産は11兆円を超える地方銀行グループが誕生する。

統合の背景と詳細

あいち銀は2025年1月、愛知銀行と中京銀行が経営統合して発足した。2025年3月末時点で愛知県内を中心に190店舗を展開している。あいちFGの2025年12月末時点の総資産額は7兆487億円。

一方、三十三銀行は2021年5月、三重銀行と第三銀行が合併して発足した。2025年9月末時点で三重、愛知両県を中心に172店舗を展開する。三十三FGの2025年3月期末の総資産額は4兆5108億円。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

東海地方の地銀再編の流れ

東海地方では、2025年10月に地方銀行への投資を手がけるありあけキャピタル(東京)によるあいちFGの株式保有が判明して以降、再編の機運が高まっていた。2026年3月には、静岡銀行を傘下に持つしずおかフィナンシャルグループ(静岡市)と名古屋銀行(名古屋市)が、2028年4月1日をめどに経営統合を目指すことで基本合意している。総資産20兆円超の巨大地方金融グループが東海地方に誕生すると注目を集めている。

今回のあいちFGと三十三FGの統合により、東海地方の地銀再編はさらに加速することになる。両グループは、統合による規模の拡大で経営効率化を図り、厳しい金融環境を乗り切る狙いがあるとみられる。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ