アイリスオーヤマ、コメ栽培に初参入 農家支援と安定供給目指す
アイリスオーヤマ、コメ栽培に初参入 農家支援と安定供給

生活用品大手のアイリスオーヤマ(仙台市)は12日、宮城県丸森町でコメの栽培を開始すると発表した。同社の農業分野への参入は初めてで、農地の借り上げを通じて農家を支援し、コメの安定供給につなげる狙いがある。

栽培品種と計画

栽培する品種は、宮城県を代表する「ひとめぼれ」、多収穫で高温に強い「にじのきらめき」、同じく高温耐性のある「つきあかり」の3種類。初年度は丸森町の計22ヘクタールの田んぼを借り上げ、グループ会社の社員が営農を行う。収穫したコメは自社でパックご飯などに加工し、国内向けに販売する予定だ。

将来の拡大目標

5年後には作付面積を200ヘクタール、将来的には全国で1000ヘクタールに拡大する目標を掲げる。また、グループ内で農機具や資材を調達することで、効率的な運営を図る。

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社長のコメント

大山晃弘社長は報道各社向けの説明会で、「農家の担い手不足を解消し、安定的なコメの供給を目指す。作付面積を増やし、輸出拡大にもつなげたい」と意気込みを語った。

田植えの様子

説明会後には「つきあかり」の田植えが行われ、大山社長やグループ会社の社員らが実際に田んぼに入り、ぬかるんだ土に足を取られながら作業を進めた。参加者は泥まみれになりながらも、笑顔で苗を植え付けた。

アイリスオーヤマは、生活用品の製造販売で培ったノウハウを農業に応用し、新たな事業領域の開拓を目指す。コメの安定供給を通じて、食料安全保障にも貢献したい考えだ。

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