アサヒビールが「スーパードライ」の体験拠点を東京・墨田区に開設、ブランド初の常設店として巻き返しを図る
アサヒビールは2026年3月2日、主力ビール「スーパードライ」の体験拠点「ビアダイナー スーパードライ トウキョウ」を東京都墨田区にオープンしました。この新店舗は、ブランド初の常設店として位置づけられ、「とにかくうまいスーパードライが飲める」をコンセプトに掲げています。アサヒは昨年9月のサイバー攻撃に伴うシステム障害で出荷が一時的に大幅に滞った影響から、新たな戦略として独自の体験機会を提供することでリピーターを増やし、巻き返しを目指しています。
店舗の詳細と提供されるビールの特徴
新店舗はアサヒビール本社に隣接した2階建ての構造で、1階は気軽に飲めるバー形式、2階はブランドの世界観を感じながらゆっくり食事とビールを楽しめるレストラン形式で営業します。提供されるビールは、4度未満に冷やしたスーパードライと、マイナス2度から零度に冷やした「エクストラコールド」の2種類です。十分に冷やすことで飲み応えとキレが増し、スーパードライの辛口のうまさが際立つとされています。
年間6万人の来店を目指し、酒税改正を控えた戦略的展開
アサヒは新店舗で年間6万人の来店を目標としており、10月に予定されている酒税改正で減税される主力ビールの魅力を積極的にアピールする計画です。2日に開かれた報道陣向け内覧会では、野間和香奈ビールマーケティング部長が「私たちが自信を持つ一杯を提供する。ドライの象徴的な店にしたい」と強調し、ブランドの象徴となる店舗としての意気込みを語りました。この取り組みは、消費者の関心を高め、市場での競争力を強化することを目的としています。



