第一三共ヘルスケアは7日、ドラッグストアなどで販売する一般用医薬品19品目の出荷価格を6月1日から最大約40%値上げすると発表した。対象には塗るタイプの鎮痛消炎薬「ロキソニン」や胃腸薬などが含まれる。同社は原材料や包装資材の高騰が続いていることを理由に挙げ、価格に反映する方針を示した。
値上げの詳細
商品別では、ロキソニン5品が5~17%の値上げとなる。また、「第一三共胃腸薬プラス」2品は10%引き上げられる。さらに、せき止め薬や「ミノン」ブランドの保湿クリーム、かゆみ止めも値上げ対象に含まれている。
プレコール持続性カプセルの変更
かぜ薬の「プレコール持続性カプセル」については、6月29日出荷分から内容量を減らした上で値上げを実施する。具体的には、税込み希望小売価格が12個入り1100円から、10個入り1375円に変更される。
値上げの背景には、米国などによるイランへの経済制裁や中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰があり、包装資材や原材料のコスト上昇が影響しているとみられる。同社は今後もコスト動向を注視し、必要に応じて価格改定を検討する可能性がある。



