LINE(ライン)ヤフーは14日、飲食店情報サイト「食べログ」を運営するカカクコムに対して、米投資ファンドのベインキャピタルと共同で再度の買収提案を行ったと正式に発表した。この提案は7日にも行われており、今回が2回目の提案となる。
買収提案の詳細
LINEヤフーは13日付でカカクコムに提案書を提出し、買い付け価格を1株当たり3232円に設定した。一方、スウェーデンに本社を置く投資ファンド「EQT」グループは、7月2日までの予定で株式公開買い付け(TOB)を実施し、価格を1株3000円に設定している。カカクコム株の5月13日の終値は3425円だった。
敵対的買収の可能性
カカクコムは12日にEQTグループの買収提案に賛同する意向を表明しており、LINEヤフーとベインキャピタルの提案はこれに対抗する形となる。このため、買収合戦が敵対的買収に発展する可能性がある。
今回の動きは、日本のIT業界における大型買収の行方として注目を集めている。LINEヤフーは、カカクコムが運営する「食べログ」などのプラットフォームを獲得することで、自社のサービス拡大を狙っているとみられる。一方、EQTグループは、カカクコムの成長性に着目して買収を試みている。
今後の展開として、カカクコムの株主がどちらの提案を支持するかが焦点となる。また、買収価格の引き上げや、他の投資ファンドの参入など、さらなる動きも予想される。



