コーナン商事によるアレンザHDのTOBが正式に成立、持分法適用関連会社へ
ダイユーエイトなどの店舗を展開するアレンザホールディングス(本社:福島市)は3月31日、同社の株式取得に向けてホームセンター業界の大手企業であるコーナン商事(本社:大阪市)が実施していた株式公開買い付け(TOB)が無事に成立したことを正式に発表しました。
TOBの詳細と株式取得の具体的な内容
決済開始日である今月6日付で、コーナン商事はアレンザホールディングスの株式総数のうち、実に38.67%に相当する株式を確実に取得することになりました。この結果に基づき、アレンザホールディングスは今後、コーナン商事の持分法適用関連会社となることが強く見込まれています。
今回のTOBは、2月13日から3月30日までの期間にわたって実施されました。対象となったのは、アレンザホールディングスの親会社であるバローホールディングス(本社:岐阜県多治見市)が保有する50.55%を除いた残りの49.45%の株主でした。買い付け価格は1株あたり1465円に設定され、この条件で買い付けが行われた結果、当初の買い付け予定数の下限である15.70%を大きく上回る応募が集まり、TOBの成立が確定しました。
今後のスケジュールと企業体制の変更
今後は、5月下旬に開催が予定されているアレンザホールディングスの臨時株主総会において、重要な決議が行われる見通しです。具体的には、今回のTOBの対象とならなかった残りの株式の併合に関する議案などが審議される予定で、これが承認されれば、アレンザホールディングスの株主はバローホールディングスとコーナン商事の2社のみに集約されることになります。
この一連の流れにより、アレンザホールディングスは上場廃止となる見込みが高まっています。これにより、企業グループ内での再編が進み、経営体制が大きく変化することが期待されています。
この動きは、ホームセンター業界における戦略的な提携や統合の一環として注目されており、今後の市場動向に影響を与える可能性が指摘されています。両社の経営資源を効果的に活用することで、さらなる成長と競争力の強化が図られることが期待されます。



