週明け18日の国債市場で、長期金利の指標となる新発10年債(382回債、表面利率2.4%)の利回りが上昇し、一時2.800%を付けた。日本相互証券によると、これは1997年5月以来、約29年ぶりの高水準となる。
財政懸念が背景に
長期金利上昇の背景には、政府が物価高で打撃を受ける家計負担を軽減するため、2026年度補正予算案を編成するとの観測が広がっていることがある。財政悪化への懸念から国債が売られ、利回りが上昇した。
市場の反応
市場関係者は、財政拡大による国債増発が長期金利を押し上げる可能性を指摘。また、日銀の金融政策正常化への思惑も金利上昇圧力となっている。今後の政府の財政運営や日銀の動向が注目される。
- 長期金利の上昇は、企業の資金調達コスト増加や住宅ローン金利の上昇につながる可能性がある。
- 株式市場では、金利上昇を嫌気した売りが先行し、日経平均株価は下落している。



