NY株市場、小幅続伸で取引終了 FRB会合控え様子見ムード強まる
17日のニューヨーク株式市場において、ダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前日比46・85ドル高の4万6993・26ドルで取引を終えました。市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を18日に控えて、様子見ムードが強く、値動きは限定的な展開となりました。
中東情勢緊迫化で原油価格高止まり、相場に重荷
緊迫化する中東情勢を背景に、原油価格が高止まりしていることも相場の重荷となっています。17日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが前日比2・71ドル高の1バレル=96・21ドルで取引を終えました。この原油価格の上昇は、インフレ再燃への懸念をくすぶらせており、市場関係者の間では警戒感が広がっています。
FRB金利据え置き見方強まる、ハイテク株も続伸
市場では、インフレ再燃への懸念がくすぶる中、FRBが今回のFOMCで金利を据え置くとの見方が強まっています。このような環境下で、ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、105・35ポイント高の2万2479・53を記録しました。個別銘柄では、IT分野のIBMや娯楽・メディア分野のウォルト・ディズニーの上昇が目立ち、市場全体で選別的な動きが見られました。
一方で、医薬品分野のジョンソン・エンド・ジョンソンは売られるなど、セクターによっては弱含みの展開もありました。全体として、FRBの政策判断を待つ投資家の慎重姿勢が、相場の動きを抑制する形となっています。



