ニューヨーク株が4日連続で下落、原油高騰と中東情勢悪化が警戒材料に
2026年3月14日、ニューヨーク証券取引所における株式市場は、4日連続の下落傾向を示しました。ダウ工業株30種平均は、前日比で119.38ドル安の46,558.47ドルで取引を終え、投資家の間で警戒感が広がっています。
原油価格上昇と中東情勢悪化が売り圧力に
市場では、中東地域の情勢悪化とそれに伴う原油価格の上昇が主要な懸念材料となり、売り注文が優勢となりました。特に、米国とイスラエル、イラン間の交戦リスクが高まる中、原油供給の混乱が一段と進む可能性が意識され、午後にかけて下落基調が強まりました。
朝方には、足元での相場下落に対する反動から一時的に400ドル超の上昇を見せましたが、その後の原油価格動向への不安から上昇分を吐き出す形となりました。
ナスダック指数も続落、個別銘柄ではIT・半導体株が下落
ハイテク株を中心とするナスダック総合指数も同様に下落し、206.62ポイント安の22,105.36となりました。個別銘柄では、IT分野のセールスフォースや半導体大手のエヌビディアの下落が目立ち、市場全体の弱気ムードを反映しています。
一方で、航空宇宙機器メーカーのボーイングは買い材料に支えられ、一部で上昇しましたが、全体としては原油価格高騰の影響が株式市場に重くのしかかる結果となりました。
この動きは、エネルギー価格の変動が世界経済や株式市場に与える影響の大きさを改めて浮き彫りにしています。投資家は今後の地政学的リスクや原油需給の見通しに注視しており、市場の不安定な状況が続く可能性が指摘されています。



