読売333が2営業日ぶりに上昇、半導体関連株が買いをけん引
連休明けの2月24日、東京株式市場において、読売株価指数(読売333)の終値は、前週末比312円37銭(0.64%)高い4万9473円40銭を記録しました。これは2営業日ぶりの上昇となり、市場全体で活発な取引が行われたことを示しています。全銘柄のうち、5割を超える187銘柄が値上がりし、投資家のリスク選好姿勢が強まっている様子がうかがえます。
日経平均株価も上昇、読売333を上回る伸び
同日の日経平均株価(225種)の終値は、前週末比495円39銭(0.87%)高い5万7321円09銭となりました。読売333と比較して、上昇率が大きかった点が注目されます。この動きは、米半導体大手エヌビディアが対話型AI「チャットGPT」を手がけるオープンAIに出資する方針だと報じられたことが背景にあります。AI需要の拡大への期待感から、半導体や電線関連の銘柄が積極的に買われ、市場をけん引しました。
銘柄別の動向:上昇と下落が鮮明に
一方で、AIが既存のソフトウェア業務を代替するとの懸念から、IT関連銘柄の一部は値下がりしました。読売333の構成銘柄の上昇率を見ると、電線大手の古河電気工業が15.32%と最も大きく、村田製作所が10.07%、フジクラが10.0%と続きました。これに対し、下落率ではベイカレントが13.82%で最大となり、トレンドマイクロが13.75%、富士通が8.73%と続いています。このように、銘柄ごとの動向が鮮明に分かれる結果となりました。
また、東証株価指数(TOPIX)は、7.50ポイント(0.20%)高い3815.98で取引を終えました。全体として、市場は半導体や電線関連株の強さを軸に上昇基調を維持しつつ、AI技術の進展に伴う業界再編の動きが反映された一日となりました。投資家は、今後の技術革新や経済指標に注目しながら、慎重な姿勢で市場を観察しています。



