読売333が1週間ぶりに最高値を更新、非鉄金属株がけん引
2月25日の東京株式市場において、読売株価指数(読売333)の終値は、前日比389円18銭(0.79%)高い4万9862円58銭を記録しました。これは2月19日以来、約1週間ぶりに最高値を更新する動きとなり、値上がりは2日連続となりました。全銘柄のうち、6割を超える209銘柄が上昇し、市場全体に買いが広がる展開となりました。
日経平均も2週間ぶり高値、半導体株が上昇率をけん引
日経平均株価(225種)の終値は、前日比1262円3銭(2.20%)高い5万8583円12銭で、こちらも約2週間ぶりに最高値を更新しました。日経平均への影響が大きい半導体関連株が値上がりし、読売333と比較して上昇率は大きくなっています。前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連や非鉄金属関連の銘柄を中心に値上がりが目立ちました。
日銀人事案が市場に好感、幅広い銘柄に買い広がる
さらに、2月25日昼に政府が日本銀行の審議委員人事案を巡り、金融緩和に前向きな「リフレ派」とされる2人を国会に提示したことも市場に好感され、幅広い銘柄に買いが広がりました。この人事案は、継続的な金融緩和への期待を高める材料として捉えられ、投資家心理を後押ししたと見られます。
一方で、日本銀行の早期の利上げ期待が後退したことから、銀行株の多くは下落に転じています。この動きは、利上げ見通しの先送りが銀行の収益環境に影響を与えるとの懸念を反映したものです。
個別銘柄の動向:JX金属が大幅上昇、銀行株は下落
読売333の構成銘柄の上昇率では、非鉄金属大手のJX金属が12.27%の大幅上昇でトップとなり、三井金属(8.17%)、住友金属鉱山(7.77%)が続きました。これらの銘柄は、非鉄金属関連の需要拡大期待や資源価格の動向を背景に買いが集まったとみられます。
下落率が大きかった銘柄としては、日本製鉄(5.51%)、りそなホールディングス(5.01%)、楽天銀行(4.89%)の順となりました。銀行株の下落は、前述の利上げ期待後退の影響が顕著に表れた結果です。
東証株価指数(TOPIX)は27.18ポイント(0.71%)高い3843.16で取引を終え、市場全体としては堅調な動きとなりました。この日の市場は、米国市場の好調さに加え、国内の金融政策を巡る材料が複合的に作用し、活発な取引が展開された一日となりました。



