「暴力団ではない」虚偽宣誓書で祭り出店か、稲川会系幹部ら5人逮捕
虚偽宣誓書で祭り出店か、稲川会系幹部ら逮捕

神奈川県警は20日、川崎市の神社で催された祭りにおいて、暴力団員ではないと偽った宣誓書を提出し、不正に出店許可を得たとして、稲川会系暴力団の幹部(79)を含む男5人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。県警は容疑の認否を明らかにしていない。

事件の概要

組織犯罪捜査課によると、逮捕された5人は2025年10月、川崎市中原区にある神社の祭りで、運営を担当する地元団体に対し、暴力団組員が関与していないとする内容の宣誓書を提出。これにより出店を許可させ、露店を営む権利を不正に入手した疑いが持たれている。祭りは同年10月25日と26日の2日間にわたり開催され、焼きそばやビール、煮込み料理を提供する露店3店が営業していたという。

周辺からの苦情

この祭りについては以前から、「組の代紋が入った法被を着た暴力団関係者がみこしに乗っている」などといった苦情が地元住民から神社に寄せられていた。これを受けて神社側が県警に相談し、捜査が進められる中で今回の容疑が浮上した。

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祭りの規模と今後の対策

神社によれば、この祭りには例年約3000人が訪れるという。県警は、祭りなどの行事に反社会的勢力が参加するのを防ぐため、運営団体に対する指導をこれまで以上に強化する方針を示している。

今回の逮捕は、暴力団が地域社会の伝統行事に不正に関与した事例として注目されており、警察は引き続き捜査を進めるとともに、再発防止策を徹底する考えだ。

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