長期金利が27年1カ月ぶりの高水準に、一時2.385%を記録
長期金利27年ぶり高水準、一時2.385%に

長期金利が27年1カ月ぶりの高水準に上昇、一時2.385%を記録

2026年3月27日、国債市場において長期金利の重要な指標となる新発10年債(第381回債、表面利率2.1%)の利回りが夜間取引で急上昇し、一時的に2.385%を付けました。これは1999年2月以来、実に27年1カ月ぶりの高水準となります。日中取引の終値利回りは前日比0.100%高い2.370%で取引を終えましたが、夜間取引に入ってからさらに上昇圧力が強まりました。

日銀の需給ギャップ再推計が市場に影響

この急激な金利上昇の背景には、日本銀行が3月26日に公表した「需給ギャップ」の再推計が大きく影響しています。需給ギャップは日本の経済活動の活発さを示す重要な指標であり、その再推計結果を受けて、市場では日銀が早期に追加利上げに踏み切る可能性が高まったとの観測が強まっています。

さらに、原油価格の高騰が継続すれば物価上昇圧力が持続するとの懸念も広がっており、これら要因が相まって国債売りが加速。結果として利回りが上昇するという展開となりました。投資家たちはインフレ懸念と金融政策の先行きに対する警戒感を強めています。

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国債先物市場でも下落傾向

関連市場でも同様の動きが見られ、大阪取引所における10年国債先物の中心限月である6月限りは77銭安の130円06銭で取引を終えています。これは現物国債市場の動きと連動したもので、金利上昇に伴う債券価格の下落を反映しています。

市場関係者は、今回の金利上昇が一時的なものなのか、それともより長期的なトレンドの始まりを示すものなのか注視しています。特に、日銀の金融政策運営と物価動向が今後の金利水準を決定づける重要な要素となると見られています。

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