日産自動車は3月17日、米国で製造しているスポーツ用多目的車(SUV)「ムラーノ」を日本市場に逆輸入し、2027年の初頭に発売する計画を正式に発表しました。この動きは、日米間の関税合意に基づき、国土交通省が導入した米国製車両の安全審査を簡素化する制度を活用するものです。
ムラーノの復活と特徴
ムラーノは、2004年から2015年まで日本国内でも販売されていたモデルであり、今回の復活は実に12年ぶりのこととなります。輸入される車両は左ハンドル仕様で、具体的な価格や販売台数については現時点で未定とされています。
サイズと戦略
ムラーノの全長は約4.9メートルに達し、日産が国内で販売する中型SUV「エクストレイル」よりも一回り大きいサイズを誇ります。この大型SUVをラインアップに加えることで、日産は人気の高いSUV市場における顧客層の拡大を積極的に図ろうとしています。
業界の動向
自動車業界では、トヨタ自動車やホンダなど他の大手メーカーも、米国からの逆輸入車を日本国内で販売する計画を既に発表しており、日産の今回の決定はこうした潮流に沿ったものと言えます。これにより、消費者はより多様な選択肢を手に入れることになるでしょう。



