アサヒ飲料、缶タイプ抹茶「泡 MATCHA」を2026年下期に発売へ
アサヒ飲料は3月12日、缶タイプの抹茶飲料「泡 MATCHA」を2026年下期に発売すると発表しました。この新商品は、グループ企業であるアサヒビールのヒット商品「生ジョッキ缶」の技術を活用して開発され、蓋を開けると泡立ちと香りが広がる仕組みを採用しています。これにより、本格的な抹茶の味わいを手軽に楽しめることが特徴です。
商品の詳細と価格設定
「泡 MATCHA」は、「無糖」と「ラテ」の2種類が用意されます。希望小売価格は税込み302円(内容量280ミリリットル)を想定しており、奥深いうまみとほのかな苦みが特長とされています。技術的な課題から、まずはコールド飲料として市場に投入されますが、将来的にはホット飲料の販売も検討中です。
背景と今後の展望
アサヒ飲料は、昨年9月末に発生したシステム障害の影響で出荷が滞り、2025年の販売数量が前年比で1割減少しました。米女太一社長は12日の説明会で、「新しい価値を持つ商品作りへの挑戦を続け、障害前の水準に戻るだけでなく、それを超えていくことを目指す」と述べ、事業回復への意欲を示しました。この新商品は、そうした戦略の一環として位置づけられています。
「泡 MATCHA」の発売は、抹茶市場の拡大や健康志向の高まりに対応する狙いもあり、アサヒ飲料が飲料業界で競争力を強化する重要な一手となることが期待されます。消費者からの反応を注視しながら、さらなる商品開発を進めていく方針です。



