欧州1月新車登録台数3.9%減、エンジン車不振でEV・PHVが好調 中国BYDは2.8倍増
欧州1月新車登録3.9%減、エンジン車不振 中国BYDは2.8倍増

欧州1月の新車登録台数が3.9%減少、エンジン車の販売不振が響く

欧州自動車工業会(ACEA)が24日に発表したデータによると、欧州連合(EU)各国における2026年1月の乗用車新車登録台数は、前年同月比で3.9%減少し、79万9625台となった。この減少の主な要因として、従来型のエンジン車の販売が振るわなかったことが挙げられる。

電気自動車とプラグインハイブリッド車が好調を維持

一方で、環境対応車の需要は堅調で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の販売は好調な推移を示している。市場全体の構成比を見ると、ハイブリッド車(HV)が38.6%で最も多く、次いでガソリン車が22.0%、EVが19.3%と続いた。この傾向は、欧州における自動車市場の電動化が着実に進展していることを反映している。

日本メーカーの動向:トヨタ・日産は減少も、マツダ・ホンダは増加

日本勢の動向としては、トヨタ自動車が高級車ブランド「レクサス」を含めて14.3%減の6万1572台、日産自動車が16.2%減の1万4399台、スズキが14.6%減の1万876台と、多くのメーカーで前年水準を下回った。特に三菱自動車は37.9%減と大きく落ち込んだ。しかし、マツダは5.7%増、ホンダは11.9%増と、一部のメーカーでは前年を上回る結果となった。

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中国BYDが約2.8倍増で躍進、米テスラは微減

注目すべきは中国の電気自動車大手、比亜迪(BYD)の動向で、登録台数は約2.8倍増の1万3982台と、引き続き好調を維持している。これに対し、米国のEV大手テスラは1.6%減の7187台と、わずかに減少した。BYDの躍進は、欧州市場における中国メーカーの存在感が高まっていることを示唆している。

今回のデータは、欧州の自動車市場がエンジン車から電動車への移行期にあることを明確に示しており、今後の動向が注目される。環境規制の強化や消費者意識の変化が、この傾向をさらに加速させる可能性が高い。

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