メットライフ生命で数千件の内部情報持ち出し疑い、業界最多規模か
メットライフ生命で数千件の内部情報持ち出し疑い

メットライフ生命で数千件の内部情報持ち出し疑い、業界最多規模か

外資系のメットライフ生命保険の社員が、出向先の代理店などから数千件の内部情報を無断で持ち出していた疑いがあることが明らかになった。生命保険業界では昨年以降、同様の問題が相次いで発覚しているが、今回の持ち出し件数は業界最多になる可能性が高い。

調査中で「結果が出たらすぐ発表」とコメント

メットライフ生命の広報担当者は読売新聞の取材に対し、調査を行っていることを認めた上で、「出向先との確認作業も行っている。調査結果が出たらすぐに発表する」とコメントした。現在、詳細な件数や情報の内容、持ち出しの経緯などについて、社内外で精査が進められている状況だ。

生命保険業界で相次ぐ情報持ち出し問題

生命保険業界では昨年以降、大手から中堅まで、内部情報の不正持ち出しが次々と発覚している。具体的な事例としては以下の通り。

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  • 日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命で計約3500件
  • 三井住友海上プライマリー生命で92件
  • プルデンシャル・ファイナンシャル傘下のプルデンシャルジブラルタファイナンシャル(PGF)生命で379件
  • アフラック生命で85件

これらの事例は、業界全体で情報管理の甘さが指摘される中、メットライフ生命のケースが最も規模が大きくなる可能性を示唆している。数千件規模とされる今回の疑いが事実であれば、生命保険業界における情報漏洩問題が新たな段階に入ったと言えるだろう。

出向先からの情報持ち出しという手法

今回のメットライフ生命のケースでは、社員が出向先の代理店などから情報を持ち出したとされる点が特徴的だ。出向制度を利用した情報アクセスは、通常の社内システムを迂回する手法として懸念されており、業界全体で再発防止策が急務となっている。

情報管理の強化とともに、出向先を含めたセキュリティ体制の見直しが、各社で進められることが予想される。消費者からの信頼回復も含め、生命保険業界は重大な課題に直面している。

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