NY原油、終値108ドル台 供給途絶の長期化を警戒
週明け18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所では、原油先物相場が3営業日連続で上昇しました。指標となる米国産標準油種(WTI)の6月渡しは、前週末比3.24ドル高の1バレル=108.66ドルで取引を終え、終値として108ドル台を回復しました。
イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖が継続していることを受け、市場では供給途絶の長期化への警戒感が一段と強まりました。これにより、買い注文が優勢となり、相場を押し上げる要因となりました。
一方、トランプ米大統領は交流サイト(SNS)への投稿で、19日に予定していたイランへの再攻撃の延期を米軍に指示したと明らかにしました。この発表を受けて、通常取引終了後には上げ幅が縮小する場面も見られました。
市場の反応と今後の見通し
市場関係者の間では、ホルムズ海峡の封鎖が長期化すれば、世界の原油供給に深刻な影響を及ぼすとの見方が広がっています。特に、中東からの原油輸入に依存する国々では、価格上昇による経済への打撃が懸念されています。
また、トランプ大統領の再攻撃延期表明は、一時的な緊張緩和につながる可能性がありますが、根本的な解決には至っておらず、引き続き地政学的リスクが原油価格を左右する展開が予想されます。



