14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所では、原油先物相場が反発しました。指標となる米国産標準油種(WTI)の6月渡しは、前日比0.15ドル高の1バレル=101.17ドルで取引を終えています。
供給混乱の長期化懸念が買いを誘う
イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖が続いていることが、市場の警戒感を強めています。供給混乱が長期化するとの見方から、買い注文が優勢となりました。
一方で上昇を抑制する要因も
しかし、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が会談でホルムズ海峡開放の必要性で一致したことや、中国や日本関連の船舶が海峡を通過したとの報道を受け、利益確定の売りも発生しました。このため、相場の上昇幅は限定的となりました。
船舶通行は依然低水準
イラン革命防衛隊の調整により、13日以降に30隻以上の船舶が海峡を通過したと伝えられています。ただ、米国とイランの交戦前は1日約140隻が航行していたとされ、現在の通航は依然として低水準にとどまっています。



