IIJ、AI需要の高まりに対応するサーバー冷却の新技術を開発、2026年実用化を目指す
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、2026年3月23日、人工知能(AI)の需要拡大に伴うデータ処理の増加に対応するため、サーバーを効率的に冷却する新技術の開発を発表しました。この技術は、水や電気の使用量を抑制しながら、サーバーの発熱量が高まる課題を解決することを目指しています。
循環水システムを活用した革新的な冷却手法
同日、IIJは千葉県白井市にある技術開発施設を報道陣に公開しました。この施設では、サーバーの冷却に外気や電気を用いて冷やした水を利用し、その水が施設内を循環するシステムが特徴です。水温を調整することで、施設全体で最も電力消費量が少ない最適なバランスを探求しています。
一般的な冷却技術では、水を蒸発させた気化熱を利用するため、冷却のたびに水を補充する必要がありますが、IIJの新技術はこの課題を克服し、持続可能な運用を実現します。
AI需要の拡大と環境への配慮
AI技術の普及により、データセンターのサーバー負荷が増加し、発熱量が高まることが予想されています。IIJは、このトレンドに対応するため、エネルギー効率を重視した冷却ソリューションを開発することで、環境負荷の低減とコスト削減を両立させます。
この取り組みは、経済的な観点からも、省エネルギー技術の進展として注目されており、今後のデータセンター産業に大きな影響を与える可能性があります。



