山形県でガソリン価格が全国最高に、給油制限や時短営業で生活に打撃
山形でガソリン全国最高価格、給油制限や時短営業実施

山形県でガソリン価格が全国最高に、生活への影響深刻化

中東情勢の混迷に伴う原油価格の高騰が、山形県内のガソリン価格を押し上げている。経済産業省が2026年3月18日に公表したデータによると、同県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの現金価格は198.5円に達し、全国で最も高い水準となった。この影響で、県内のガソリンスタンドでは給油制限や営業時間の短縮を実施するケースが相次いでおり、関係者は「死活問題だ」と影響の長期化を懸念している。

給油制限と時短営業で急場をしのぐ

山形市のセルフ式ガソリンスタンドでは、「中東情勢による供給不足のため」として、給油1回あたりの制限を設けた。具体的には、ガソリンは20リットルまで、軽油は50リットルまでとしている。さらに、営業時間も通常の午前7時から午後9時から、午前8時から午後5時に短縮。5時間の営業時間削減で、急場をしのいでいる状況だ。

運営する石油会社はホームページで、「なるべく多くのお客様に行き渡るように、買い占めなどもないよう、ご理解をお願いします」と呼びかけている。この措置は、供給不安を背景にした需要の集中を防ぐ目的があるとみられる。

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米沢市では1リットル203円に値上げ

米沢市内のガソリンスタンドでは、ここ1週間でレギュラーガソリン1リットルあたりの現金価格を203円に引き上げた。同スタンドの責任者である53歳の男性は、「車は生活の足として必要だからお客さまは普段通り来てくれるが、満タンにせず、千円分とか必要な分だけ給油する人が増えた」と説明する。さらに、「1リッターあたり200円超えなんて、異常ですよ」と価格高騰への危機感をあらわにした。

このスタンドでは、原油価格の高騰の影響を受け、短縮営業と給油制限を実施している。1週間前の価格は174円だったが、急激な上昇により、地域の生活コストを圧迫している。

地方の暮らしに直撃する価格高騰

山形県のような地方では、車が日常生活に欠かせない移動手段となっている。ガソリン価格の高騰は、通勤や買い物、医療アクセスなど、幅広い生活面に直接的な影響を与えている。経済産業省のデータが示す全国最高価格は、こうした地域の脆弱性を浮き彫りにした形だ。

関係者は、中東情勢の先行き不透明さから、価格高騰が長期化する可能性を指摘。給油制限や時短営業が続けば、地域経済や住民の生活にさらなる打撃を与える恐れがあると警告している。

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