東京都は13日、都心部で初めてとなる自動運転バスの実証実験を、東京・丸の内エリアで7月から開始すると発表した。2027年の本格運行を目指し、技術面や運行管理の課題を検証する。
実証実験の概要
実証実験は、丸の内エリアの約2キロの区間で行われる。運行ルートは、東京駅丸の内口を起点に、皇居外苑や大手町のオフィス街を経由して戻る循環路線。1周約30分で、平日の午前10時から午後4時まで運行する。使用する車両は、定員10人程度の小型電気バスで、最高速度は時速20キロ。車両には、カメラやセンサー、GPSなどを搭載し、周囲の状況を認識しながら自動走行する。緊急時には遠隔操作や手動運転に切り替えられる。
安全対策と期待される効果
東京都は、安全面を最優先に、歩行者や自転車との接触を防ぐためのシステムを導入する。また、実験期間中は、運行管理スタッフが同乗し、常に監視する。都心部での自動運転バス運行は、交通渋滞の緩和や、高齢者や観光客の移動手段の確保につながると期待されている。
今後のスケジュール
実証実験は、今年7月から12月までの約6カ月間実施する。その後、データ分析や課題抽出を行い、2027年の本格運行を目指す。東京都は、将来的には都内の他のエリアへの展開も視野に入れている。



