女川原発2号機、6月に営業運転へ 東北電が原子炉起動
東北電力は11日、宮城県にある女川原発2号機の原子炉を起動した。同原発は定期検査のため運転を停止していたが、14日には発電を再開し、6月9日から営業運転を開始する予定だ。
定期検査での対応
東北電力によると、今年1月から実施していた今回の定期検査では、昨年10月に一時的な不具合が確認された原子炉圧力容器底部の制御棒駆動機構を予備品と交換した。この措置により、安全な運転が可能となった。
テロ対策工事の遅れ
2号機では、テロ対策として義務付けられた特定重大事故等対処施設(特重)の設置工事が、期限である今年12月までに完了しない見通しである。この遅れを受けて、東北電力は12月から工事が完了する2028年8月まで、再び運転を停止する方針を明らかにしている。
女川原発2号機は、2024年10月に一度運転を再開したが、その後も様々な課題が浮上している。今回の営業運転開始は、地域の電力供給に一定の貢献をする一方、長期的な運転計画には不透明さが残る。



