九州の中東原油輸入、79年以降初のゼロ ホルムズ海峡封鎖影響
九州の中東原油輸入ゼロ、79年以降初 ホルムズ封鎖影響

門司税関が21日発表した4月の九州経済圏(九州・沖縄に山口県を含む)の貿易概況(速報値)によると、中東からの原粗油輸入が、統計が残る1979年以降で初めてゼロとなった。これはエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上封鎖された影響とみられる。

中東からの輸入が激減

ナフサが大半を占める揮発油の中東からの輸入額は前年同月比96.3%減の15億円に落ち込み、中東からの輸入総額は98.0%減の41億円だった。中東への輸出額も79.7%減の48億円となり、特に自動車輸出額が98.2%減少したことが大きく響いた。

世界全体の貿易動向

世界全体では、原粗油の大幅な減少により輸入額が14.1%減の7295億円となった。一方、半導体等製造装置の輸出が好調で、輸出額は1兆1243億円と9.6%増加した。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2.2倍の3948億円の黒字で、単月としては過去最高を記録した。

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背景と今後の見通し

ホルムズ海峡の封鎖は、中東からのエネルギー供給に深刻な影響を与えており、九州経済圏でもその影響が如実に表れた。専門家は、今後の地政学的リスク次第で、輸入回復には時間がかかる可能性を指摘している。

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