長期金利29年ぶり高水準2.600%、物価高懸念で上昇 日経平均は終値最高値更新
長期金利29年ぶり高水準、日経平均は終値最高値

13日の東京債券市場では、長期金利の指標である新発10年物国債の利回りが上昇し、一時前日比0.055%高い2.600%を記録しました。これは物価高への警戒感から約29年ぶりの高水準です。一方、日経平均株価は6万3272円11銭で取引を終え、終値ベースで初めて6万3000円台に乗せ、過去最高値を更新しました。

長期金利上昇の背景

長期金利上昇の背景には、米国とイランの戦闘終結が見通せないことがあります。12日には原油価格の指標である米国産WTI原油の先物価格が1バレル102ドルを超え、原油高が国内の物価高に結びつくリスクが意識され、金利を押し上げました。また、12日に発表された米国の4月消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回って加速したことも、米国の利下げ観測を後退させ、債券売りにつながりました。

株式市場の好調

物価高への警戒感が債券市場に反映される一方、株式市場は好調です。13日の東京株式市場で日経平均は前日終値比529円54銭(0.84%)高の6万3272円11銭で取引を終え、5月7日につけた終値ベースの最高値6万2833円を超えました。前日の米国市場でAI関連株が上昇したことなどが追い風となりました。

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長期金利の上昇は企業の資金調達コスト増加につながる可能性がありますが、現時点では株式市場への影響は限定的です。市場参加者は、今後の物価動向や日銀の金融政策に注目しています。

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