トヨタ、ミニバン「ノア」と「ヴォクシー」を台湾から逆輸入へ、納期短縮狙う
トヨタ、ミニバン2車種を台湾から逆輸入へ、納期短縮

トヨタ自動車は21日、ミニバンの「ノア」と「ヴォクシー」の2車種について、2026年10月から台湾から「逆輸入」する方針を明らかにした。台湾の工場に専用生産ラインを設置し、長期化している納期の短縮を目指す。

逆輸入の背景と目的

日本国内で人気の高いこれら2車種を、国内と海外の両方で生産する体制を構築する。トヨタは「より多くのお客さまにお届けできるよう準備を進めていく」とコメントしている。現在、2車種はトヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)で生産されている。

台湾での生産実績

トヨタは台湾で主力車種「カローラ」などを生産しており、2025年度の現地生産台数は約12万台に上る。今回の逆輸入により、台湾工場の稼働率向上も期待される。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

過去の逆輸入事例

トヨタはこれまでも逆輸入を実施しており、米国生産のピックアップトラック「タンドラ」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「ハイランダー」を2026年4月に東京で発売した。自動車産業が米国の関税政策の影響を受ける中、これらの逆輸入は米国の対日貿易赤字削減に貢献する姿勢を示し、日米関係の改善につなげる狙いがある。

今回のノアとヴォクシーの逆輸入も、同様の戦略の一環とみられる。トヨタは今後も需要に応じた柔軟な生産体制を模索していく方針だ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ