経済産業省は11日、中央アジアのアゼルバイジャン産原油を運搬するタンカーが12日にも日本に到着する見込みであることを明らかにした。これは中東産原油への依存度を低減し、供給源を多様化する取り組みの一環として位置づけられている。イラン情勢の悪化以降、中央アジア地域からの原油が日本に届くのは今回が初めてとなる。
タンカーは根岸製油所へ
タンカーは石油元売り大手のENEOS(エネオス)が所有する根岸製油所(横浜市)に接岸する予定だ。政府はホルムズ海峡を経由しない原油の代替調達を積極的に推進しており、4月下旬以降、米国やロシアからのタンカーがすでに到着している。
調達先の多様化を加速
調達先の候補としては、過去に取引実績がある中南米も挙がっており、メキシコは日本への輸出方針を既に表明している。政府は中東情勢の不透明感が続く中、エネルギー安全保障の観点からも調達先の多角化を急ピッチで進めている。



