お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(58)の性加害疑惑を巡り、新たな証言が浮上した。複数の関係者によると、一部のテレビ局幹部が松本さんの行為を知りながら黙認していた可能性があるという。この疑惑は、2024年12月に週刊誌が報じたことで表面化。松本さんは全面否定しているが、被害を訴える女性たちの証言が相次いでいる。
新証言の内容
新たに名乗り出たのは、当時20代だった女性Aさん。Aさんは2019年、東京・六本木の高級クラブで松本さんと知り合い、その後、ホテルに連れ込まれたと証言。その場にテレビ局幹部B氏も同席していたという。B氏はAさんに対し、「松本さんに気に入られたら、番組に出られるよ」と持ちかけたとされる。
Aさんは「B氏の言葉を信じてしまった。今思えば、自分は罠にはめられた」と振り返る。この証言について、B氏は「記憶にない」とコメントしている。
テレビ局の対応
疑惑が報じられた後、一部のテレビ局は松本さんが出演する番組の放送を見合わせるなどの対応を取った。しかし、局幹部の関与が疑われる今回の証言に、各局は「事実関係を確認中」としている。
一方、松本さんの所属事務所は「一切の事実無根であり、法的措置も辞さない」と強く否定している。
業界への影響
この疑惑は、芸能界の性加害問題を改めて浮き彫りにした。昨年、ジャニーズ事務所の性加害問題が社会問題化したことを受け、芸能界ではコンプライアンス強化の動きが進んでいた。今回の松本さんの疑惑も、業界全体の信頼回復に影を落としている。
専門家は「テレビ局幹部の関与が事実なら、組織的な隠蔽体質が問われる」と指摘。今後の捜査や第三者委員会の設置を求める声も上がっている。



