Mrs. GREEN APPLE、MAJ2026で5冠達成 “チーム・ミセス”の存在感示す
Mrs. GREEN APPLE、MAJ2026で5冠達成 チーム・ミセスの存在感

Mrs. GREEN APPLEが、6月13日に開催された国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』(MAJ2026)で、昨年に続き2年連続となる「最優秀アーティスト賞」を含む5つの賞を受賞した。楽曲、クリエイター、ファン、スタッフに贈られる各賞を獲得し、“チーム・ミセス”としての総合力を示した。

主要部門とクリエイター賞を独占

主要6部門の一つである「最優秀アーティスト賞」に加え、配信・発売日を問わず全楽曲を対象とする「最優秀J-POPアーティスト賞」を受賞。さらに、ボーカル・ギターの大森元貴が楽曲制作を評価され、「クリエイター特別賞 Song of the Year for Creators presented by JASRAC」を獲得した。

デビュー10周年の記録的躍進

昨年デビュー10周年を迎えたMrs. GREEN APPLEの躍進は顕著だった。新たな代表曲「ライラック」が牽引し、オリコン史上初となるストリーミング総再生数100億回を達成。アニバーサリーベストアルバム『10』は自身初のミリオンセラー(2025年12月22日付)を記録した。昨年末の「オリコン年間ランキング2025」では、「アーティスト別セールス部門デジタルランキング」で2年連続1位となり、史上初の100億円超えを達成。10周年の節目に数々の記録を打ち立てた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

対象期間中の新曲リリースとソロ活動

アワード対象期間中、Mrs. GREEN APPLEは「クスシキ」「天国」「breakfast」「GOOD DAY」「lulu.」などの新曲を発表。大森元貴はソロ名義でもアルバム『OITOMA』をリリースし、全楽曲の作詞・作曲・プロデュースを担当。これらのヒットが受賞につながった。

圧巻のドームツアー演出がスタッフ賞に

プロデューサーとしても活動する大森は、アートワークやミュージックビデオのアイデアなど音楽に関わる全要素を担い、“チーム・ミセス”を先導。特にライブ演出では、昨年開催のドームツアー「Mrs. GREEN APPLE DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」で観客を驚かせた。全国5大ドームで高さ約20メートル、重さ約100トンの“バベルの塔”を再現。巨大な塔がステージから客席へせり出す仕組みを導入し、規格外のセットで物語を表現した。この演出が「最優秀ライブ美術大道具スタッフ賞 in association with 日本舞台技術スタッフ団体連合会」を受賞した(受賞者:PMGA/日本ステージ株式会社 箕輪理博、安居宏記)。

授賞式には、ミセスの活動に関わる「Project-MGA」ゼネラルクリエイティブディレクターの大田高彰氏が登壇。スピーチで「アメリカ、フランス、カナダ、日本の4カ国から6人のデザイナーと一緒にステージを作り上げた」と述べ、「アーティストの無茶振りに応えて新しい技術を作り上げ、偉業を成し遂げた日本ステージさん」と技術スタッフに感謝を伝えた。

ファンダム賞も獲得、ファンとの絆を証明

アーティストを支えるファンダムの熱量を称える「ファンダム特別賞 Best Fandom Artist powered by LINE MUSIC & Yahoo!検索」も受賞。昨年10月には「フェーズ3」開幕時期を宣言する会見を開き、バンド活動の方向性を提示。メンバーは楽曲発表やライブ活動に加え、バラエティ番組にも出演し、様々なツールでファンと交流を続けている。

昨年11月公開のドキュメンタリー映画『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM 〜THE ORIGIN〜』の豊島圭介監督は、過去のオリコンニュースのインタビューで「彼(大森元貴)は、ファンとの距離感をすごく考えていて、僕には想像がつかないほどの深度で考えている」とコメントしていた。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

大森元貴「誰も置いていかないエンタメ」の意志

活動の“主語”が大きくなり、チーム規模も拡大する中、フェーズ3の会見で語った「誰も置いていかないエンタメをやっていこう」という大森の意志と目標がファンに伝わっていることが、今回の受賞で証明された。

授賞式で大森は華やかなステージに立ちながらも「明日も我々はレコーディング」「粛々と、浮き足立たずに制作していけたらなというのは変わらず思います」とコメント。すでに2029年までの構想を発表しており、9月30日には新アルバムを発売、3年ぶりのアリーナツアーも予定している。“チーム・ミセス”の前人未到の挑戦は続く。