シンガー・ソングライターのimaseが、約1年の活動休止を経て、活動を再開した。復帰曲となる新曲「風になれるはず」を4日に配信リリースし、10月2日には全8曲を収録した新EP『はてな』をリリースすることも発表した。
復帰曲「風になれるはず」に込めた思い
復帰曲として制作された「風になれるはず」は、孤独や葛藤、迷いとともに生きることを肯定する一曲。答えを急ぐ必要はないと自分自身に言い聞かせるような歌詞がつづられており、活動休止という大きな選択を経たからこそ、言葉により強い説得力を持たせている。
サウンド面では、これまで以上にオーガニックなバンドサウンドを追求。活動初期からともにステージに立ってきたバンドメンバーとレコーディングを行い、温かみのあるブラスセクションとピアノ、きらびやかさと翳りが混在するギター、朴訥としながらも歌声に寄り添うドラムとベースが、この曲に欠かせない役割を担っている。
同曲のミュージックビデオは、4日午後8時に公式YouTubeチャンネルで公開される。
新EP『はてな』に収録される全8曲
10月2日に配信されるEP『はてな』には、「風になれるはず」をはじめ、「迷いは光」「It's a Beautiful Life」「ねぇ、きっと」「仕草」「二度寝を許さない猫」「青葉」「サービスエリア」の全8曲を収録。
休止前のimaseは、制作やライブ、メディア出演などに追われる目まぐるしい日々を送っていたが、休止期間を通して立ち止まり、"思考する"時間が増えたという。今作では、これまで以上に自身の感情や思いを生々しくつづった内省的な歌詞と、休止中に得たさまざまなインプットを反映し、表現の幅を広げたサウンドを打ち出している。
活動休止の理由と再開への思い
imaseは休止期間について「絵を描いたり、ゲームを作ったり、旅に出たりと、今までやってこなかったこと、やってみたかったことに挑戦しました」と振り返った。さまざまな表現に触れる中で、「こんな音楽を作ってみたい」「今の自分ならこうできるかも」と、改めて音楽と向き合うこともできたという。
活動休止に至った理由については、環境の変化を楽しみながらも、そのスピードに追いつけない自分がいたと告白。迷いや葛藤に目を向ける余裕を持てないまま時間が積み重なり、「気持ちがバラバラになり、自分ではうまく繋ぎ合わせられない状態になってしまいました」と明かした。
休止期間を経て、自分自身と正面から向き合うことができたといい、「休止前と比べて変わった部分もあれば、変わらない部分もあります。強くなったところも、弱くなったところもあるかもしれません」と率直な思いを吐露。そのうえで、「そこから目を逸らさず、その時々にしか作れない歌を届ける。そんな方法や環境を見つけることができました」と、活動再開への思いを語った。
新EPについては「僕の本音を詰めこんだ EP『はてな』を制作しました!」と紹介。「風になれるはず」について、「頭では理解していても、本心ではうまくいかない、それでも、いつか風のように自由に飛んでみたいという気持ちを歌った曲です」と説明した。最後には「今回の休止が、同じく悩んでいる人にとってポジティブなメッセージになったら嬉しいです。歩き出します!」と、新たなスタートへの思いをつづっている。



