『アオのハコ』完結もジャンプ売り切れ続出、作者が謝罪「申し訳ない気持ちでいっぱい」
『アオのハコ』完結もジャンプ売り切れ、作者謝罪

漫画『アオのハコ』が、7月13日発売の『週刊少年ジャンプ』33号にて最終回(250話)を迎え、2021年4月から続いた約5年の連載に幕を下ろした。しかし、同号には『ONE PIECEカード』が付録として付けられたことから転売ヤーの標的となり、全国の書店やコンビニで売り切れが続出。購入できなかった読者からは嘆きや怒りの声が上がった。原作者の三浦糀氏は自身のX(旧Twitter)を更新し、紙の雑誌で最終回を読めなかった読者への謝罪と感謝の気持ちを綴った。

作者がXで謝罪と感謝を投稿

三浦氏はXで「『アオのハコ』250話で完結となります。自分がいいと思って描いたものが、他の人にいいと言ってもらえるなんてこれ以上の幸せありません。私の人生を変える大切な作品になりました。すごく幸せな日々でした!ありがとうございました!」と感謝のイラストを添えて投稿。その一方で、ジャンプの売り切れにより最終回を読めなかった読者に向けて「今週紙で読みたかったのに読めなかった方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。読みたいと思ってくれて本当に…ありがとうございます…!(どこかにヘイトを向けたいわけではなく、残念に思った方へのただただ謝罪です。)」とつづった。

『アオのハコ』とは? 青春部活ラブストーリー

『アオのハコ』は、2021年4月より『週刊少年ジャンプ』で連載された青春部活ラブストーリー。男子バドミントン部の猪股大喜が、朝練の体育館で毎朝顔を合わせる一つ上の先輩・女子バスケ部の鹿野千夏に恋をする場面から物語が始まる。進級する春に二人の距離が一変する出来事が起こり、等身大のキャラクターたちが部活に打ち込む姿と、恋心の機微を繊細に描いた作品だ。

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人気と実績:累計1000万部突破、アニメ化も

連載開始直後から読者の間で大きな反響を呼び、「次にくるマンガ大賞2021」では「Global特別賞」を受賞。「全国の書店員が選んだおすすめコミック2022」では第4位にランクインした。コミックスの累計発行部数は1000万部を突破。2022年11月にはアサヒ飲料「カルピス」とのコラボレーションも実施された。テレビアニメ第1期は2024年10月から2025年3月まで放送され、第2期は2026年10月から放送予定。最新コミックス27巻は2026年10月2日、最終28巻は12月4日に発売予定となっている。

転売ヤー問題と読者の反応

『週刊少年ジャンプ』33号は『ONE PIECEカード』の付録が目当ての転売ヤーによって大量購入され、多くの書店で即日完売。本来の読者が購入できない事態が発生した。SNS上では「最終回を読めない」「転売ヤーが悪い」といった声が相次ぎ、作者への同情と転売ヤーへの批判が広がった。三浦氏の謝罪投稿には、読者から「作者は悪くない」「気にしないで」といった励ましの声も寄せられている。

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