職場では、同僚の誕生日をみんなで祝う機会が少なくない。しかし、同じように働いていても、自分のときだけ何もなかったら、寂しさや疎外感を覚えてしまうこともあるだろう。内閣府の最新調査(令和6年)では、孤独感が「ある」と答えた人は約4割に上る。周囲に人がいても孤独を感じる人は決して少なくない。
「お祝いスルー」の寂しさ
今回のテーマは「職場での誕生日」にまつわるケース。漫画家・イラストレーターの菅原県氏が、実体験に基づくエピソードを漫画で描いている。同僚の誕生日にはケーキやプレゼントが用意されるのに、自分の番になると何もない――そんな経験から生まれる孤独感は、多くの人が共感できるだろう。
気にかけてもらう実感が大切
お祝いの有無よりも、「気にかけてもらえた」という実感が重要だという。ちょっとした声かけや雑談、気軽に話せる雰囲気があるだけで、人は安心して働ける。職場での孤独感は、個人の性格ではなく「環境によって生まれるもの」と指摘されている。
企業にとっても孤立防止は重要
企業にとっても、孤立を防ぐことはメンタルヘルスや離職防止につながる重要な取り組みだ。お互いの存在を認め合う小さなコミュニケーションが、職場の孤独を和らげ、働く人の心を支える。菅原県氏は「週刊ヤングジャンプ」でデビューし、実話系4コマ誌やニュースサイトなどで漫画を連載。あおり系LINEスタンプ「Mr.上から目線」シリーズの作者としても知られる。



