ガス・ヴァン・サント監督による実話を基にしたクライム・スリラー『デッドマンズ・ワイヤー』(2026年7月17日公開、配給:KADOKAWA)の本編映像5種が公開された。同作は、不動産投資会社に財産を騙し取られたとして会社に押し入り、役員を人質に63時間にわたって籠城した男の実話を描く。
キャストとスタッフ
メガホンを取るのは巨匠ガス・ヴァン・サント。主役の実在した犯人トニー・キリシスを演じるのはビル・スカルスガルド。人質となるディック役はデイカー・モンゴメリー。事件を担当するグレイブル刑事役にケイリー・エルウィス。事件を追う地元TV局レポーター・リンダ役にマイハラ。事件に巻き込まれる人気ラジオ番組のDJ、フレッド・テンプル役にコールマン・ドミンゴ。そして不動産投資会社社長のM・L・ホール役に名優アル・パチーノがキャスティングされている。
公開された5つの本編映像
1. 「包囲」
犯人トニーと顔見知りらしいグレイブル刑事が犯行現場へ急行。トニーが「デッドマンズ・ワイヤー」で人質を取り、逃走のためにビルの外に出たところで鉢合わせる。籠城は1か所ではなく、移動しながらの犯行であることが分かる。
2. 「スクープ」
偶然事件現場に居合わせたTVリポーターのリンダがプロデューサーに連絡。高視聴率獲得のチャンスと色めき立つ番組側はエリート取材班の派遣を提案するが、スクープが欲しい下っ端のリンダはこれを拒否し、詳しい情報を言わないまま電話を切る。
3. 「無線」
凶悪犯と思われていたトニーが意外とドジで憎めない人物であることが垣間見える。パトカーで逃走するも包囲されたトニーは無線で警察と会話しようとするが、マイクのスイッチが分からず、サイレンを鳴らして焦る。
4. 「要求」
トニーが事件を起こした詳しい動機が明らかに。彼は地元民のためのスーパーを作ることに尽力していたが、メリディアン・モーゲージ社がテナントに圧力をかけ出店を妨害し、土地を奪ったと主張する。
5. 「社長」
M・L・ホール社長が登場。人質に取られた息子ディックから謝罪を求める悲痛な電話が入るが、社長は受け入れず、「もうストックホルム症候群なのか?」と冷徹に突き放す。
ストーリー
不動産投資会社に財産を騙し取られた男は、会社に押し入り役員を人質に取る。自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定し、動けば自動発砲される「デッドマンズ・ワイヤー」装置で警察を近づけさせない。謝罪や補償を訴え、現場からメディア出演するなど異常な行動に出ると、世間は犯人に同情するようになる。警察が突入に備える中、ついに犯人と社長が電話で話すことになる。



