讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」を運営する株式会社はなまるは15日、香川県高松市に新業態店舗「はなまるうどん TKMT高松本店」を7月17日にオープンすると発表した。同店は「おいでまい!さぬきプロジェクト」の拠点として、従来のうどん店の枠を超えた新たな価値を提案し、全国の店舗開発や商品開発に反映させる方針だ。
創業の地・高松で新たな挑戦
はなまるうどんは2000年に高松市で創業し、セルフ形式の讃岐うどん文化を全国に広めてきた。しかし、同社は「讃岐うどん文化の多様性や、伝統を継承しつつ時代に合わせて進化してきた価値が、全国ではまだ十分に伝わっていない」という課題を認識。この課題解決のため、2025年から高松市と包括連携協定を結び、地域と連携した取り組みを進めており、TKMT高松本店はその集大成として位置づけられている。
新店舗は創業の原点である1号店「はなまるうどん 木太店」の系譜を受け継ぎながら、うどん店の既成概念にとらわれない店舗体験や食事シーン、地域との関わり方を提案。これらのノウハウを全国の店舗づくりや商品開発に活用していくという。
夕食需要を取り込む定食メニュー
メニュー第1弾として、夕食利用を想定した定食メニューを投入する。讃岐うどんは「昼食」のイメージが強いが、同店では昼食だけでなく夕食まで日常のさまざまな食事シーンで利用される店舗を目指す。主なメニューは以下の通り。
- 手仕込み唐揚げ定食:店内で手仕込みしたジューシーな唐揚げとミニうどんまたはごはんを組み合わせた定食。ミニうどん付き880円、だしスープ付き780円。
- 一本豚角煮定食:じっくり煮込んだ豚角煮を主役に、ミニうどんまたはごはんを組み合わせた食べ応えのある定食。ミニうどん付き1380円、だしスープ付き1280円。
- 高松一号店のカレー:創業当時、1号店の店長がまかないで作っていたカレーを再現した「カレーライス」を、今回のオープンを記念して名称変更。単品550円。
- 親子丼:うどん店のだしを活かし、鶏肉と卵をやさしい味わいに仕上げた。単品580円。
家族連れにも優しい店舗設計
店舗設計は「日常」をテーマに、誰もが心地よく利用できる空間を追求。明るく開放感のある店内には、ゆったりとした客席に加え、キッズスペースやフリースペースを設置し、家族連れや様々な客層が快適に過ごせるよう配慮した。
店舗概要
「はなまるうどん TKMT高松本店」の所在地は香川県高松市上福岡町980。営業時間は午前10時から午後9時30分(ラストオーダーは閉店30分前)。同社はこの新店舗を皮切りに、全国展開を視野に入れた新たな挑戦を加速させる方針だ。



