高知県香美市で生姜の栽培から販売までを手掛ける「坂田信夫商店」が実施した夏の食事に関するアンケート結果が、消費者の複雑な本音を浮き彫りにした。猛暑の中、刺激的な味を求めつつも体をいたわりたいという相反するニーズが明らかになり、同社は「夏こそ生姜を使ってほしい」とPRしている。
アンケート結果に見る消費者の本音
5月にインターネットで顧客90人を対象に行われた調査(複数回答可)によると、「夏に刺激(辛さ・スパイス)を求めることがある」と回答した人は86.7%に達した。一方で、「夏にもっと体調を整えたい」という回答も62.2%に上り、刺激と健康志向が同居する実態が明らかになった。
刺激を求める際の食材としては、生姜が84.4%でトップ。次いでニンニク57.8%、唐辛子55.6%、スパイス48.9%と続いた。夏の食事の特徴としては、「冷たいものが増える」が74.4%、「だるさを感じる」が46.7%で、消費者が日々の献立に悩む様子がうかがえる。
夏こそ生姜の出番
坂田信夫商店は、冬に体を温めるイメージが強い生姜だが、冷たいものに偏りがちな夏こそ使い方を広げる余地があると分析。同社のホームページには「夏。強い生姜」という特設サイトが開設され、神々しい生姜のアップ写真とともに、定番料理に取り入れたレシピなどが紹介されている。
担当者は「調査で見えてきた生活者の声を基に、夏場の生姜活用方法を発信していきたい」と話している。同社は「黄金しょうが」などの製品を販売しており、アクセントとしての生姜の活用を提案している。



