山下リオ、映画『遺愛』撮影中に幽霊憑いたと告白 物が勝手に動く現象も
山下リオ、映画『遺愛』撮影中に幽霊憑いたと告白

「3日目ぐらいに『幽霊憑いたな』と思ったんですよ」――。山下リオが、主演映画『遺愛』の撮影中に起きた不思議な出来事を告白した。自宅で物が勝手に動くような現象があったほか、「途中で顔変わりましたよね」と言われたエピソードも明かした。

山下リオが『遺愛』撮影中の“不思議な出来事”を語る

映画『遺愛』の公開初日舞台挨拶が19日に都内で行われ、山下リオ、小川あん、酒井善三監督、プロデューサーの大森時生氏(テレビ東京)が登壇した。同作は、鬼才・酒井監督と企画プロデュースの大森氏がタッグを組み、呪いを新たな視点かつ斬新な解釈で描いた“恐怖”映画。愛すべき家族がある日を境に忌まわしい存在へと変わっていく恐怖を描く。主演の山下が、献身的に母の介護を続けるも、疲弊の果てに次第に常軌を逸していく主人公・藤井佳奈を演じている。

山下は「お芝居中は、とにかく苦しいシーンも多く、大変な現場だったんですけど……」と切り出し、「でも、それ以上に大変だったのは……酒井監督の現場って、すごくスピードが速いんですよ。『え、オッケーなの?』というぐらいどんどん進んでいくので、そのスピード感も含めて、必死にしがみついて撮影現場に向かっていたなと思います」と撮影を回顧した。

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また、撮影中の印象的なエピソードとして、「3日目ぐらいに『幽霊憑いたな』と思ったんですよ。家でポルターガイストとかがあったりしたんですけど……」と打ち明け、さらに「打ち上げで、スチールカメラマンの方が『山下さん、途中で顔変わりましたよね』と……『3日目ですよね』と言われて」と当時のやり取りを説明し、会場を驚かせる場面も。続けて、山下は「そんなことがいろいろあったんですけど、こうやって今日、公開を迎えられてうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔で心境も明かした。

その後、MCから具体的にどのような現象があったのかと聞かれた山下は、「ざっくり言うと、物が勝手に動く、みたいなことがありましたね」と告白。「現場では何もなかったですもんね。なのに私の自宅でだけで起こって、非常にストレスフルでした」と苦笑いで振り返っていた。

酒井善三監督との撮影を山下リオが回顧

山下が現場で酒井監督に抱いていた思いも語る一幕も。「お芝居の中で、私はどこかで正解を求めたい気持ちがあったし、監督の意図が欲しいタイプなので、『こうなんですか?』とお聞きしていたんですけど、『僕は何も考えてないんだよ』とのらりくらりとかわされた感じがあって」と説明し、「でも、演出していないわけじゃなくて、信頼してくださってるなと。そこがすごく愛を感じたというか……それができる監督さんってなかなかお会いしたことなかったので、そういう意味ですごい現場だったなと思いました」とにっこり。

そして「たまに言う一言が『あ、こっちなんだ!』と、(自分が)思っている方向と違いすぎて、わくわくする現場でしたね」と当時の胸中を明かした。

舞台挨拶では、「呪いたくなるぐらい愛しているもの」を紹介するトークも。「お酒ですかね」と回答した山下は、「本当にお酒が好きで、たくさん飲むんですけど、失敗談もそれ以上にありまして……」と苦笑い。具体的な失敗談を求められると、「たまに路上で、ちょっと寝てるかもしれない……本当に、20回に1回ぐらい」と明かし、一同を驚かせていた。

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映画『遺愛』ストーリー

実家で母の介護を続けていた藤井佳奈(山下リオ)が、ある日、妹・杏里(小川あん)のもとを訪ねてくる。佳奈は血色が悪くやつれた様子で、自分たちの母が“もう母ではない、何かになってしまった”ことを告げる。父の死を機に実家に戻り、献身的に母の介護を続けていた佳奈。だが彼女は、話しかけてもほとんど無反応で、食べ物をこぼし、部屋を散らかし、ときに突然噛みついてくる母に対して次第に苛立ちを募らせ、疲弊していく。そんななか、佳奈の周囲で不幸な出来事が立て続けに起こり、彼女はその原因が母――今はもう母ではない“何か”――による呪いだと考えるようになる。そしてその呪いの次の標的は、一家と懇意の精神科医・熊谷(マキタスポーツ)、さらに次は勇太の番なのだと。果たして、佳奈が言うように本当に呪いが存在し、家族に危険が迫っているのか。それとも、介護に疲れ心身ともに限界に達した彼女が生み出した偽りの真実なのか。佳奈と共に母の暮らす実家へと向かった杏里は、そこで驚くべき光景を目にする。