TBSは26日、朝のバラエティー番組『ラヴィット!』(月〜金 前8:00)を生放送する。同番組では、先週19日の放送でゲストとして出演予定だったにもかかわらず、寝坊のため大遅刻した、同局系日曜劇場『VIVANT』で“別班”に敵対するシンシーの周浩然を演じているリンリンが出演予定となっている。ここでは、先週の放送からここまでの時系列にそって振り返っていく。
“大遅刻騒動”の経緯
19日午前7時59分、『THE TIME,』総合司会のTBS・安住紳一郎アナウンサーと『ラヴィット!』MC・川島明のクロストークで、川島が「実は安住さん、すでに大事件が起こってしまっております」と報告。『THE TIME,』のスタジオで「えっ!」と戸惑いの声が上がり、川島が「『ラヴィット!』始まって以来の大事件が今、起こっている最中です」と予告した。
午前8時すぎ、『ラヴィット!』にゲストとして『VIVANT』でシンシー所属の李茗沢を演じている木幡竜が出演。木幡がいじられながら紹介されたあと、川島が「ちょっと木幡さん、(木幡の)隣の席空いてる?これどういうことや、田村さん」とたずねると、木幡は突然立ち上がり、直立不動に。同局・田村真子アナウンサーが「実はですね、周浩然役のリンリンさんも今日いらっしゃる予定なんですが、ちょっと寝坊のために遅刻しております」と報告。木幡は“同僚”の失態に深々と頭を下げ「うちの周がすみません!」と謝罪した。
『VIVANT』風のテロップで「リンリン寝坊で遅刻」と出ると、お笑いコンビ・なすなかにしは「どういうこと?」「『VIVANT』やからなんかあると思われて。考察されますよ」とコメント。川島も「ちょっと文字入れ替えたとかで、(何かに)なるぞ、これ」と乗っかった。木幡は「初めてのバラエティーで緊張しすぎて。寝坊したみたいです」とリンリンの心境を代弁。川島も「本当にこの『ラヴィット!』を楽しみにされてて、このホント『結果残すんだ』っていうテンションやったらしいんですよ。で、寝つき遅かったんでしょうね。寝坊しました(笑)」と補足説明。続けて田村アナが「8時半ごろ到着予定です」と話すと川島は「安全に、安全に来てください。本当にお願いします」と懇願した。
渋滞に巻き込まれ、到着は9時すぎに
さらに「一応言っときますけど、『ラヴィット!』で今まで誰も遅刻した人はいません。初めてです。6年目にして初めてリンリンが寝坊で遅刻です」と強調。木幡に「木幡さんが一番びっくりしてると思いますけど…」と振ると、木幡も「殺意が生まれました(笑)」と今の心境を伝えた。
午前8時35分ごろ、川島が「リンリンさんの情報が更新されました」「8時35分ですけど、いません。どういうことか、こちらです」と振ると、「リンリン渋滞に巻き込まれ9時頃到着予定」とテロップが表示された。この続報に、スタジオ大爆笑。川島は「朝の通勤ラッシュに巻き込まれ、車がビタ止まりしているそうです(笑)」「もしかしたら検問にひっかかったかもしれない。現在国境を越えたかどうか…(笑)」と伝えた。
午前8時37分、シンシーの責任者であるハン・リンシン(漢字表記:樊林杏)役の宮下今日子が“部下”の失態に、激怒。自身のXで「何の作戦なのー 逃亡したのー?」とリンリンの動向を注視し、渋滞で遅れていることがわかると「もうヘリ使っていいから!!」と“命令”した。
午前9時すぎ、川島が「ぼる塾の食べ放題満喫部ですが、リンリン間に合いませんでした」と報告。テロップで「リンリン引き続き渋滞通過中」と表示された。
番組終了7分前に到着、土下座で謝罪
午前9時48分ごろ、報道スタジオからのニュース→明日の企画の予告が終わった“番組終了7分前”、息を切らしたリンリンがスタジオに到着。「…っすみませんでした!」と土下座。さまざまな方向に土下座するリンリンに、川島は『VIVANT』で堺雅人が演じる乃木憂助になりきり、「ようリンリン、今どんな気持ちだ?」と悪い顔。するとリンリンは、劇中で自身が“別班”におこなった拷問から、「指何本いきます?」と真顔で応答。川島は笑顔で「怖いこと言わないでください」とツッコんでいた。
リンリンは、『VIVANT』劇中ではスキンヘッドだが、撮影が終わったあと髭も髪も生やしていたという。だが、この日の放送のためにそり上げた「遅刻したんですけど、ホント、この番組に懸けていたんで…」と、並々ならぬ気合が入っていたことを明かした。
そして「あといろいろ(企画が)あったじゃないですか。練習してて…。ジェラードンさん来るから。(かみちぃと)同じ地元なんですよ。宮崎。宮崎でなんか絡めたなっていろいろイメージしててやってたら…、目がパキパキになって全然眠れなくって」と、遅刻の経緯を説明。「あと、ブルーウォーカー(『VIVANT』劇中に登場する天才ハッカー)に俺、たぶんスマホ乗っ取られたんですよ。で、アラームがたぶん…」とブルーウォーカーの責任にすると、「いやいや、違う違う」とツッコまれていた。
ビリビリイスで制裁、放送後の騒動も
川島が「先ほどXを見ましたら、宮下今日子さんも『もうヘリ使え』って言ってました」と、リンリン演じる周の上司でシンシーのボス・樊林杏役の宮下から“部下”に指示があったと伝えられると、スタジオは大爆笑。前半の企画でクイズが振るわなかった木幡も含め、川島は「もういい加減にしろって。シンシーは(笑)」と笑顔であきれていた。
木幡は「いやもうほんと勘弁してくれよ」と愚痴を漏らすと、リンリンも「(劇中では上司だけど)オフでは先輩なんです。申し訳ないです。ほんとにすいませんでした」と謝罪。その後2人は、役になり切って『VIVANT』の告知を行うも声がそろわず、田村アナに「シンシー、大丈夫なんですか?」と心配された。
そして、川島が「人間ですからね、そういうこともあるんでしょうけど。『ラヴィット!』としても、6年やって初めて(の遅刻)なんです。『ラヴィット!』なりのちょっと制裁を用意させていただきました」と言い、恒例の「ビリビリイス」が2脚登場。なぜか木幡も巻き込んだが、リンリンは「ホントすみません!でも我々、拷問の訓練受けてるんでね」と早々にイスに座った。そして、ビリビリをくらうと悶絶。今の気持ちを聞かれたリンリンは、「和田さん、すみませんでした」と『VIVANT』劇中で、周が拷問した“別班”の和田貢に謝罪した。
24日の『夜明けのラヴィット!』では、リンリンは午前4時半にアラームをかけていたが、起きたら7時だったといい、川島から「たっぷり寝ましたね」とツッコミ。リンリンは「いやでも寝たのが2時ぐらいだったんで、その回までちょっと今日のことやってたんですよ」と、『ラヴィット!』にかけていたことを明かした。
川島は「いや、面白いよこれ。めっちゃ『ラヴィット!』楽しみにしてたっていうのを聞いてまして、ずっとXでもつぶやいてくれてたんですよ。『いよいよ俺様が『ラヴィット!』に出る』『どっちの俺でいこうかな』みたいな(笑)。どっちもこうへんとはね(笑)」といじり倒した。
リンリンは劇中でもスキンヘッドが印象的だが、ドラマ収録後は髪を伸ばしヒゲをはやしていた。だが、この日のために、髪も髭も剃り、ドラマの印象に近づけてきたというが、「この番組のために剃ってきたのに…禊の坊主みたいになってしまいました」と反省。劇中、おかっぱが印象的な木幡は「僕もこれ、坊主になるっていうの聞いて。僕は変えられないから、またおかっぱにしないと…なんてことをしてくれたんだってまず思ったわけ。それだけだったらいいんだけど…来ないんだよ(笑)。来ないって何!?」と正直な気持ちを吐露し、リンリンは「ほんとに、言葉もありません」と小声で謝った。
番組本編では、なすなかにし・中西茂樹と18日放送の『VIVANT』の名シーンの再現をやる予定だったという。『夜明け〜』ではそこも暴露し、中西は「ほな、けえへんから、ちょっとびっくりして…」と追及すると、再び土下座で「すみません」と謝罪した。
SNSでの謝罪と“カムバック”宣言
さらに『ラヴィット!』メンバーからの追及は続き、お笑いコンビ・エルフの荒川が「最後の『ラヴィット!』(のコール)、声出しました?」と問題提起。動揺するリンリンに荒川は「ほんまに謝ってたら最後『ラヴィット!』って思いっきり(声出すはず)…正直、寝坊とかもう仕方ないと思います。見えてました、すいませんって気持ちが。でも最後『ラヴィット!』(って言ってなかったら意味ないんや!」と大激怒。リンリンは「すみません!言ってないです!」と土下座し、「頭いまだに真っ白です」と正直に告白した。
すると川島が、「パッと俺が見た時は、最後の『ラヴィット!』(のコール)のときに、(折り畳み式の)ガラケーぐらい頭下げてました。これは反省やと思います」とフォロー。その際の映像も流れ、スタジオも大爆笑だった。そして、なすなかにしの中西が「『ラヴィット!』はお前を絶対許さない」と毒々しく宣言。『VIVANT』の緊迫したシーンのごとく近づくと、リンリンも目を見開き、驚きの表情に。リンリンは「冗談じゃなく本当にすみませんでした」とマジトーンで謝った。
さらに、カットがかかった後も、リンリンは共演者、スタッフに「本当にすみませんでした」と10回連呼。すると、エルフ・荒川が前に出てきて、「写真撮っていいですか?」と質問。本編の「ミスタードーナツクイズ」で、不在のリンリン、全問不正解の木幡とチームメイトだったため、2人に恨みがあった荒川は、「荒川やめなさい」「ギャルに撮られたらおわりじゃないですか」と共演者から注意を受けるも、おかまいなしに、謝るリンリン、寄り添う木幡をスマホで撮影し、「シンシーさらすー(笑)」と最後までいじっていた。
19日午前10時25分ごろ、宮下今日子がXで、「うちの部下が本当に申し訳ありませんでした!!」と謝罪。一方で「昨日からあたしやられっぱなしなんだけど!!」「覚えてろよ!!」と荒ぶり、『VIVANT』本編での巻き返しを誓った。
19日午後4時すぎ、リンリンが自身のSNSで長文の謝罪を公開。「本日、生放送の『ラヴィット!』に大遅刻してしまいました。弁解の余地もありません。楽しみに待ってくださっていた視聴者の皆様、今日の放送を一生懸命作り上げてくださったスタッフの皆様、川島さんをはじめ、本日の放送に向けて準備を重ねてこられた出演者の皆様、そして相方の木幡さん、本当に申し訳ありませんでした。番組中は現場もバタバタしており、きちんと謝罪をお伝えできていなかったため、この場をお借りして、改めて心よりお詫び申し上げます。今回の件がSNSでも話題になっているようですが、皆様からの温かい反応に触れるたび、申し訳なさと反省の気持ちが一層強くなっています。また、今回の件について、フォローの意味を込めていじってくださっているフォロワーの皆様や、VIVANT関係者の皆様の投稿に対しては、今回ばかりはリアクションを控えさせていただきます。お気遣いいただいていることに、心より感謝しております。そして、ジェラードンのお二人へ。先日のキングオブコント、本当に面白かったです!改めまして、おめでとうございます!そんなお二人の晴れ舞台ともいえる本日の放送に、遅刻という形で水を差してしまったこと、深く反省しております。大変申し訳ありませんでした。改めまして、本日ご迷惑をおかけした関係者の皆様、楽しみにしてくださっていた視聴者の皆様、本当に申し訳ありませんでした。」と綴った。
20日午前7時59分、『THE TIME,』安住アナと『ラヴィット!』川島のクロストークで、この“大騒動”を振り返り。川島は、「昨日は、番組始まって以来の大事件でございました」と振り返り、「リンリンさんは本当、『ラヴィット!』を楽しみにしていて。『ラヴィット!』のためにスキンヘッドにしてヒゲもそったんですけど、まさかの反省のスキンヘッドになるとは…」と、大遅刻したリンリンを説明し、スタジオは爆笑。さらに安住アナが、「リンリンさんを担当したメークさんが、『本番直前、泣きそうだった』って言ってましたよ」と、出番前の様子を暴露。川島は「TVerでぜひご覧下さい」と、SNSで“神回”とも言われている、ハプニングが起こった昨日の放送をアピールした。
26日放送で再び生出演へ
23日午前9時50分ごろ、『ラヴィット!』エンディングで、田村アナが「来週月曜の『ラヴィット!』はこちらです」と次回予告をすると、画面にはゲストとして、日曜劇場『VIVANT』から平山祐介、珠城りょう、そしてリンリンの顔写真が表示された。すると、出演者からは「大丈夫かな」「心配だな」という声があがり、スタジオは騒然。田村アナが、「和田の無念を晴らせ!別班VSシンシーVIVANTリズムゲーム」という企画を説明。続けて「前回大遅刻のリンリン、8時に間に合うのか?」とテロップが表示され、今週19日の“大遅刻”で土下座する模様が放送されると、「こんな(土下座の)映像ないぞ」という声も。予告終わりでMCの麒麟・川島明が「間に合うんでしょうか?」とひとこと話すと、スタジオも大爆笑だった。
23日午後9時、翌週の『ラヴィット!』出演が予告されたことを受け、リンリンがSNSに“復帰”。“待たせたな カムバックだ」「再びオレ様の暗躍に震えて眠れ」と自身が演じる周浩然になり切って、Xを更新。さらに連投し「文字数の制限がきついな」と本音を吐露。そして「まあ要するにオレ様が言いたい事は、一言だけだ」と前置きして「ありがとよ、タコ野郎ども」と礼をつづった。
さらに「自粛が足りんと言うお叱りがあるなら甘んじて受け入れる」「引き続き猛省する」とし、「だが失態を犯したオレ様でも戻ってきて欲しいって変わり者もいる」と、周囲の声に後押しされたことを告白。「オレ様も人の子だ 恩を返したい 今夜からカムバックだ」と決意を語った。さらにインスタグラムも更新し、同様の内容で更新し、最後に「#今回の件でたくさんの方にあたたかいお声をいただいており、決して、絶対に褒められたことではありませんが、せめて失敗した後のするべき行いの一つとして、子供達に反面教師としてでもメッセージが届いてくれたらいいなと願うばかりです」とハッシュタグを添えた。
24日夜、プロ野球・日本シリーズ「福岡ソフトバンクホークスVS.横浜DeNAベイスターズ」の試合をスタジアムで観戦しているところが話題に。その後、木幡のインスタグラムに“別班”熊谷役の西山潤との3ショットで登場した。
26日の放送で、リンリンが再び生出演する。前回は“1時間48分遅刻”で出演は約7分だったが、今回は無事に8時から登場するのか注目が集まる。